ついにサイゼリヤも…外食産業にのしかかる値上げ圧力
大手外食チェーンのサイゼリヤが値上げを検討する意向を示していると、日本経済新聞が報じました。原材料価格や店舗賃料の高騰に対し、客数の伸びと販管費の圧縮だけでは補いきれなくなりつつある状況で、値上げの決断を迫られているとのことです。サイゼリヤといえばお手頃な価格で食べられることで人気を保ち、価格を据え置いてきたことで知られていますが、やはり物価高の波に乗らざるを得ないようです。7月29日放送『CBCラジオ #プラス!』ではCBC論説室の石塚元章特別解説委員が、サイゼリヤに関するトピックを紹介します。聞き手は永岡歩アナウンサーと山本衿奈です、
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サイゼリヤは埼玉に本社を持つ外食チェーンの大手で、値上げをしないことで知られます。
現在300円のミラノ風ドリアは、1999年以前は480円で、むしろ値段が下がっています。
低価格故気軽に行けるのが魅力ですが、「昔、彼女やパートナーになれるかどうかの基準が、サイゼリヤを一緒に楽しめるかどうかだった」と語る永岡。
今でこそ男女でワリカン、ファミレスや回転寿司に行くのは当たり前。バブル期だと男性が誘うのは難しかったのかもしれません。
値上げの可能性発表でも株価は上昇
15日に開かれた決算会見で、社長は「消費者物価指数の動向を見ながら、2027年8月期(2026年9月~2027年8月)に手頃な価格の範囲内での価格改定も視野に入れる」という方針を明らかにしました。
値上げに言及した発表にも関わらず、翌16日のサイゼリヤの株価はなんとストップ高に。
投資家の目には「これでサイゼリヤの業績が良くなる」と映ったようです。
仮にすべてのメニューを一律10円値上げし、客数や費用構造が変わらないとすると、増益効果は24億円との試算もあるそう。
わずか1品10円でそこまで利益が上がるというのは、いかに来客者数が多いかということがわかります。
石塚「『10円、20円上げてもお客さんは逃げないよね、サイゼリヤさんは』という判断を市場はしてるということなんでしょうね」
驚きの客単価
サイゼリヤの現在の客単価は860円とかなり安めで、これが900円前後に上がるのではないかと期待されているとのこと。それでも三桁で満足させられるのは、さまざまな企業努力によって実現しているもの。
石塚「リーズナブルに出せる工夫や努力をすごくしている企業なんですね。キッチンの中でどうやって導線を描いたら、少ない人数でこれだけのお客さんの対応ができるかとか、セルフにしたりとか」
サイゼリヤが大好きな永岡「値上げしても行く」と語りました。
(岡本)
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