親子双方にメリット「保育園留学」という新たな体験
最近「保育園留学」という言葉が徐々に広がってきているのはご存知でしょうか?留学と言っても、山村留学や野球留学などと同じく国内の留学ですが、いったいどのような目的やメリットがあるのでしょうか。7月3日放送『CBCラジオ #プラス!』では、パーソナリティの天野なな実が気になる話題として取りあげました。聞き手は竹地祐治アナウンサーです。
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保育園留学はもともと北海道の会社が始めた取り組みで、都会に住む家族が1週間から数週間ほど地方に滞在。
こどもは現地の保育園に通い、親はリモートワークなどで働くことにより、その地域に滞在する体験を行うものです。
都会に住み続けるとなかなか自然にふれあう機会がない中で、森を散策したり虫取りをしたり川で遊んだり、こどもにのびのびさせたいと考える親から注目を集めています。
昔ですと親の仕事の事情により、短期間でも別の場所に一時的に住むということは難しいものでしたが、今やリモートワークで対応はしやすくなっている状況。
皮肉にも外で自由に行動できなかったコロナ禍がきっかけで浸透したリモートワークのおかげで、今はこどもが自由に行動できるようになっています。
新たな地域交流の形
保育園留学のメリットはこどもに対してだけではないと天野が感じたのは、親も「この町で実際に暮らすとしたらどのような感じになるのか、イメージが湧きやすいという点。
これにより、地方との二拠点生活や移住を考えるきっかけになり、都心の一極集中是正や地方の過疎化解消につながるかもしれません。
また、こどもの数が減っている地域にとっては、新たな交流が生まれるかもしれません。
旅行ですと期間が短いですし、その地域に住んでいる家族の方と実際に交流をするということはないですが、保育園留学は旅行とはまた違った体験ができるようです。
天野「1週間、2週間暮らすことで、一度訪れて終わりじゃなくて、またあの人に会いたいとか、あのお店に行きたいとか、そういう関係が生まれてるんだなっていうので、これこそ竹地さんが以前言っていた、関係人口の増加につながるって気づいたんですよ」
関係人口の増加に期待
地方では人口減が大きな社会問題となっている現状。
地域活性化のためには住民人口だけではなく観光などで訪れる交流人口や、ボランティアやイベントの参加などによる関係人口の増加が必要になってきます。
竹地「やっぱり今、地方って過疎化の問題を抱えているので、都会から目を向けてもらって休みの日に遊びに来てもらっても良いし、関係値を都会と持ちたいっていう考え方があると思うんですね。
名古屋で生まれ育った人たちって拠点がひとつというか、ふるさとがないんですね。
そういう意味では天野さんみたいに蒲郡出身とか、僕みたいに岐阜の美濃加茂出身っていう田舎を持ってる人間は、そもそも2拠点に近い感覚を持ってるんですけど、名古屋とか東京といった都会生まれ都会育ちの子たちって、憧れるんじゃないかな」
保育園に限らず、小学校や中学校でも留学は良い体験になりそうです。
(岡本)
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