過去には「マンマミーア」「イケイケドンドン」…サッカーW杯で生まれた流行語
世界中を熱狂させているサッカーの祭典、FIFAワールドカップ。23回目の開催となる今年2026年は、アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国共同主催で行なわれています。48チームという歴代最多参加数を誇る今年は、どのチームの手に優勝が渡るのか大きな注目を集めています。そんな中6月27日に放送されたCBCラジオ『石塚元章 ニュースマン!!』で、ワールドカップにちなんだ流行語についてCBC論説室の石塚元章特別解説委員が取り上げます。
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現地時間25日に行なわれた日本対スウェーデン戦を引き分けで終え、無事決勝トーナメント進出を果たした日本代表チーム。
石塚「次はブラジル戦。これまでと違って決勝トーナメントは一度負けたらお終いですから、頑張って欲しいですね」
負けたらそこまでの決勝トーナメント。30日に控えた強豪ブラジルとの激戦に期待が高まる中、石塚には勝敗以外にも気になることがある様子。
石塚「ワールドカップのここまでの3試合の中で、結構新しい流行語が生まれているんですよね」
オランダ戦、チュニジア戦、そしてスウェーデン戦。いずれも白熱した試合となりましたが、石塚が特に注目したのはスウェーデン戦後のインタビューで長友佑都選手が放った言葉のようです。
石塚「『マンマミーアだぜ!』って連発してましたよね」
マンマミーアはイタリア語。直訳すると『私のお母さん』『ママ』の意味となりますが、英語の「オーマイゴッド」のようにあらゆる場面で感情をひと言で表すときに使われる言葉です。
石塚「嬉しい時も悲しい時も驚いた時も、イタリアの方は『マンマミーア』と言うそうです。流行語になりそうな予感がします」
使いやすさと馴染みのよさから、今年のトレンドになるのではと予想する石塚。
解説でも
また、選手だけではなく解説にも注目しています。
石塚「本田圭佑さんの解説の仕方が面白くないですか?」
チュニジア戦で解説を務めた本田さんが試合の展開を評して「イケイケドンドンやて!」と発言したことが、SNSなどで大きな話題となりました。
石塚「実況のアナウンサーも『イケイケドンドンですね!』って言っちゃって、本田さんがそれを受けて『しっかり使ってるじゃん、私の』とつっこむワンシーンもあったりして」
このようにスポーツ界では、選手や解説のひと言が大きなトレンドになることがままあります。
石塚「有名だったものは競泳の北島康介選手の『チョー気持ちいい』とか、東京オリンピックのスケートボードの解説だった瀬尻稜さんが言った『ゴン攻め』とかね」
思わず出た何気ないフレーズが見ていた人の印象に残り、流行語になっていく。今回の「マンマミーア」や「イケイケドンドン」もそうなのかもしれません。
流行語の生まれやすさ
このようにオリンピックやワールドカップなどのスポーツの国際大会から流行語が生まれやすいのには、実は理由があるようです。
石塚「冷静に考えると、今は流行語が生まれにくい時代なんですよね」
そう解説する背景には、娯楽の多様化がありました。
石塚「かつては流行語というと、こどもから若年層、高齢者まで世代を問わずなんとなく分かる言葉でした。というのも、お茶の間でみんなが同じテレビを見ていたから」
テレビは基本的に一家に一台。家族の団欒で同じ歌番組、同じドラマ、同じバラエティを見ており、流行語は世代を超えた共通認識となりました。
しかし最近の娯楽はスマホがメイン。家族それぞれが自分の部屋でネットを見たり配信サービスを見たりして、みんなが同じテレビを囲む時代ではなくなりました。
石塚「だから年末の新語、流行語がノミネートされた時も、世代によっては『え、そんなの流行ってたの?』『知らないよ』というものが結構あるんですよね」
そんな中でワールドカップやオリンピックは、比較的世代を問わず見るジャンルだと石塚。
石塚「だから流行語が生まれやすい舞台なのかな、という気がしています」
勝敗も試合展開も流行語も気になるサッカーワールドカップから、まだまだ目が離せません。
(吉村)
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