母の棺に?海に投げる?「へその緒」をめぐる言い伝え
6月12日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、「へその緒」をどう保存しているか、というリスナーからの素朴な問いかけに、さまざまな声が寄せられました。家庭の数だけある、へその緒にまつわる話を、つボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介しました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く83歳リスナーからの問い
きっかけは、83歳のリスナーから寄せられた投稿。
「2人のこどものへその緒を大切にとってありますが、皆さん、へその緒をどんなふうになさってますか?」(Aさん)
Aさんによると、昔は「こどもが大病した時に煎じて飲ませると元気になる」という言い伝えもあったそうです。
この投稿に、数多くの反響が寄せられました。
棺に入れて極楽に?
「母が亡くなった時に、母の棺に私と姉のへその緒を一緒に入れました。父が亡くなり、母は施設に入ったため、実家の片付けをしました。その時にタンスの中から桐の箱に入ったへその緒が出てきました」(Bさん)
へその緒をどうしようかとLINEグループで尋ねたところ、友達からこんな答えが返ってきたそうです。
「『母の棺の中に入れると母が天国に行けるよ、極楽に行けるよ』と聞きました。『え、そうなの』と思ってネットで調べたら、そのようなことが出てきました。だから私はこども3人のへその緒を私が亡くなった時、棺に入れてもらうようにお願いしてあります」(Bさん)
Bさんと同じように、こどものへその緒を自分の棺に入れようと思っているという声は、他にも多く届きました。
母からの贈りもの
「私の家には、3人の娘たちの母子手帳とへその緒があります。これらは私の財産として娘たちに渡そうと思います。残念ながら旦那のものはどこに行ったのか、実家でも見当たらないそうです。私のものは、私が亡くなった時に一緒に火葬してもらおうと思います」(Cさん)
Cさんにとって、へその緒は娘へ受け継ぐ「財産」ということです。
「母が、結婚するときに渡してくれました。桐の箱に真綿が敷かれ、その上にちょこんとのせてありました。へその緒と母子手帳を渡してもらいました」(Dさん)
こどもの頃の病気については話に聞いていたものの、記録として残っていると、涙がじわりとにじんだそうです。
「友人の中には通帳や和服など、金目のものをもらった人がいてうらやましかったですが、今となってはへその緒と母子手帳は両親の気持ちがあふれんばかりにつまっています。今もうるうるです」(Dさん)
海へ投げると遺体が見つかる
「私の家にも私のものと2人のこどもの分がありました。こどもの分は、こどもたちが結婚する時に本人に渡しました。というのも、自分が結婚する時に、母から自分のへその緒をもらったからです」(Eさん)
受け継いだ際、母からこんな言い伝えを教わったそうです。
「『あってはならないことだけど、海で遭難した時に、へその緒を海に投げると、最悪の場合でも遺体が上がって見つかるという言い伝えがあるから』と言われました」(Eさん)
つボイ「海で遭難した時に、行方不明になった時に、海に投げたらちゃんと戻ってきますよ、という言い伝えがある」
小高「なんか、わりと重めな言い伝えがありますね」
生のへその緒に驚き
小高は、桐の箱に入った、ひからびた状態のものがへその緒だと思っていたので、自分がこどもを産んで生のへその緒を見たときに「こんなズルンとしてるんや!」と驚いたそうです。
小高「そうか、あれはドライなんやと思いました」
つボイ「魚屋さんに並んでいる魚と、干物とは違うやろ。あれと一緒や」
小高「生の威力はすごいなと思いました(笑)」
つボイ「半面あんた、お腹の中にあんな干からびたものがあったら用を足さへんやん。栄養通っていかへんやん」
小高「『これか!』って思いました」
このほかにも、リスナーから数多くのエピソードが寄せられました。親子の数だけへその緒話はありそうです。
(minto)
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