ゴスペラーズ酒井雄二が語る、音頭とあんこの魅力
ゴスペラーズの酒井雄二さんが、7月19日放送のCBCラジオ『小堀勝啓の新栄トークジャンボリー』に出演しました。同局の放送エリアである愛知県刈谷市出身の酒井さんに、小堀勝啓が尋ねます。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くあっという間に30年
小堀「ゴスペラーズはあっという間にデビュー30周年が終わってしまいました」
酒井「32年目になってます」
メジャーデビュー以来、同じ5人のメンバーで。来る日も来る日もコンサートだったそうです。
小堀「長くやってると声質って似てきますよね」
酒井「今までそこをおっしゃる方は少なかったですね」
メンバーは5人とも歌い方も好きな音楽も異なっています。
しかし最近は、「さあここは合わせるぞ」とここ一番の時の声の溶かし具合ではひとつに寄せるやり方もしているそうです。
新しいこと
小堀「最初の頃はテレビだとカメラ泣かせ。いま誰が歌ってるんだ?どの人をアップにしたらいいんだろう?みたいな」
酒井「この32年はそことの戦いだったんです」
5人それぞれがリードとコーラスをするゴスペラーズ。5人の声が目まぐるしく入れ替わってひとつの世界を構築していきます。
5本のマイクの内、リードボーカルのボリュームを上げるのが定石でした。しかしゴスペラーズは、リードの人がすぐにコーラスに回ったり。
「マイクそれ上げないでください。同じでいいですから」とお願いすることもあったんだとか。
酒井「僕らはそういうところを切り開いちゃったのかもしれないですね」
小堀「誰もやったことのないことを音楽シーンでやって来た」
目標は灯
ゴスペラーズはグループとして32年、酒井さんは50歳を超えたそうです。
酒井「中学の頃『わ!Wide』聞いてたんですよ。小堀さんが『これですわ』と言うと僕も『これですわ』と思ったんです」
小堀「お恥ずかしい」
『小堀勝啓のわ!Wide とにかく今夜がパラダイス』は1982年~1989年までCBCラジオで放送していた夜のワイド番組。
今radikoで全国どこででもラジオが聞ける時代。この番組にもたまに他地域から「芸風もギャグも変わらんな」というおたよりが寄せられるんだとか。
小堀「俺はずっと同じことばっかり言ってるんだなと思ってね」
酒井「そこなんですよ」
酒井さんもこの日スタジオに入って、小堀の不変ぶりに思わず微笑んでしまったそうです。
酒井「尊敬する先輩がそのままでいてくださることが後の世代からすると灯というか灯台です。ゴスペラーズもハモりの世界でそうならなきゃと思うんです」
小堀「ハモる会の灯ですよ。俺なんか風前の灯だから吹いたら消えちゃう」
酒井「吹かないでください(笑)」
まるで判じ絵
話題は、6月24日にリリースされた5曲入りEP『UNIVER5OUL』に移ります。
小堀「ひとつ綴り間違ってない?みたいな感じです」
宇宙の意味のユニバースと魂のソウルをくっつけて、Sの部分を5。この5はもちろんゴスペラーズの5人の5。
酒井「判じ絵のようでしょう。こういうのがどうも好きなんです」
1曲の「The Gospellers Theme」は一人ひとりがどんどん歌を重ねていくライブハウス時代からの曲だそうです 。
小堀「グループにテーマがあるっていいことです」
声の力
4曲目「Memoria」にはギターとボーカルで小野リサさんが参加。
酒井「我々は日本のボサノヴァを切り開いて牽引した小野リサさんの声は一種のアイコンというか、これしかないという心に響いてくる声だと思ってるんですけど。
僕たちの30年前の曲を今に甦らせて再解釈するにはどうしても女の人の声が必要だということになりまして」
アレンジの方向性がだんだんボサノヴァへ。日本のボサノヴァと言えば小野リサさん。恐る恐るオファーすると快諾してくれたんだとか。
酒井「全員で『ホントっすか』って。スタジオがすごく柔らかい空気になるんです。声の持っている力はそういうとこにあるんですね」
音頭で遊ぶ
最後を飾るのが「アカペラ音頭」。
小堀「この手があったかとびっくりしました」
酒井「自分たちも、みんながびっくりするんじゃないかと恐る恐る出してきたんです」
音頭は日本では、老若男女が歌って踊れる共通ミュージック。このまま廃れていくのはもったいないと思って作ったとか。
「ナイアガラ音頭」でお馴染みの大瀧詠一さんの音頭を面白がる姿勢も受け継いでいるそうです。
酒井「ゴスペラーズも大人で音楽やってる身として、ちょっと遊んでるところを見せられたらと思いまして」
小堀「素敵です」
ツアー&あんこ
8月から全国ツアー『ゴスペラーズ坂ツアー2026“UNIVER5OUL”』がスタートします。
酒井「年末までコンサートツアーがみっちりと入っております。旅に出ては戻りという暮らしです」
小堀「そして疲れたら大好きなあんこを食べて疲れを取りましょう」
酒井「あんこの疲労回復力はハンパないですね。困ったらあんこです」
名古屋のデパ地下のあんこ率の話から、名古屋ではお馴染みのあんことバターのトースト、あんバターサンドについて語る酒井さん。
小堀「酒井雄二さんにあんこを語らせたら一昼夜かかる」
酒井「パンが絡んでくると3日は吹き飛びます(笑)」
(尾関)
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