こどもの目線でこどもを知ろう!名古屋で「もっと!こどもの視展」開催中
名古屋市中区の名古屋PARCOでは、7月5日まで「もっと!こどもの視展 ~こどもになる12の体験~」が開催されています。この展示会は大人がこどもの立場になって日常を体験できるもの。赤ちゃんが言葉を伝えられないもどかしさや、大人について歩く大変さ、親に叱られる時の恐怖感などを通じて、普段は気付きにくいこどもの目線について学べます。6月10日の『CBCラジオ #プラス!』では、同局レポートキャストの南波星那がこの展覧会についてレポートしました。聞き手は永岡歩アナウンサーです。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く泣くことしかできないもどかしさ
南波が会場で印象的だった展示のひとつが「ベイビーボイス」です。 赤ちゃんの顔を模したマスクに向かって話しかけると、どんな言葉を発しても大きな泣き声として再生される仕組みになっています。
南波「『お腹空いた』とか、『写真を撮ったよ』と言っても、全部泣き声になってしまう」
赤ちゃんは空腹や暑さ、かゆみなどさまざまなことを伝えたくても、泣く以外の方法がないというもどかしさを体感したといいます。
永岡「赤ちゃんはそれでしか訴えられへんってことな」
南波「『泣かないで』って、お母さんお父さんに言われると、『話さないで』って言われてるような感覚にもなっちゃうんだよって」
体験を通して、親が子に対する声掛けを考えさせられます。
大人のペースはランニング
もうひとつ、南波が印象に残ったのが「2歳でウォーク」という体験コーナーです。 ランニングマシンの上で、プロジェクターに映し出された母親の後ろ姿を追いかける内容で、こどもの歩幅や足の長さで大人について行く感覚を再現しています。
南波「早歩きではついて行けない。ほぼランニングでした」
展示によると、大人がこどもに合わせてゆっくり歩いたつもりでも、こども目線では時速7キロほどの速さになるそうです。
安全面を考慮し、展示では時速6キロに設定されていましたが、それでも追いつくのは難しかったといいます。
これを受けて4歳の娘を持つ永岡は、こどもの行動への理解を深めていました。
永岡「こどもからするとずっと軽いランニングをしているようなもの。だから『抱っこして』と言うのも自然なことかもしれない」
見上げるだけで怖い?
南波が特に印象深かったと語ったのが、「4メートルの大人たちに見下ろされながら叱られる体験」です。 こどもから見た親の大きさを再現した展示で、大人は約4メートルもの高さに見えるといいます。
南波「私たちにとってはキリンに怒られているような感覚」
展示では母親役が叱る一方、隣に立つ父親役は何も言わずに見下ろしているだけだったそうですが、その存在がかえって怖く感じたと明かしました。
「何も言わないからこそ、何を考えているのか分からなくて怖かった」と振り返り、こどもの目線に合わせて言葉をかける大切さを改めて感じたと語りました。
この「もっと!こどもの視展 ~こどもになる12の体験~」は7月5日まで開催中。
こどもたちが普段どのような景色を見て、どのような気持ちで過ごしているのかを知る貴重な機会です。子育て中の人はもちろん、こどもと接する機会のある人も足を運んでみてはいかがでしょうか。
(ランチョンマット先輩)
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