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「いつか本物のジロリアンに」CBC中村彩賀アナ、ひとり二郎系への夢

「いつか本物のジロリアンに」CBC中村彩賀アナ、ひとり二郎系への夢

次世代の人気アナを目指す若手アナウンサーたちがしのぎを削る、のびのびトーク番組CBCラジオ『アナののびしろ』。9月27日放送では、中村彩賀アナウンサーが学生時代から通い続ける「二郎系ラーメン」への熱い思いと、その裏側にある葛藤について語りました。

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「ひとり○○」どこまでできる?

「皆さん、突然ですが“ひとり○○”ってどこまでできますか」

ご飯も買い物も基本的にひとりでできるという中村ですが、「ひとり野球観戦」と並んで、どうしても勇気が出せない場所があるといいます。それが「二郎系ラーメン」です。

二郎系とは、1968年頃に東京都目黒区で開業した「ラーメン二郎」本店のスタイルをルーツに持つラーメンのこと。こってり濃厚な醤油とんこつスープに、丼から溢れる超極太麺、基準が300グラムという大盛りが特徴です。その上にもやしがどーんと乗り、にんにくも加わります。

「もうね、ひと口目の感動がすごいんですね」

慶応生が支えた二郎系の歴史

当初は普通のラーメン屋さんでしたが、量が多く、独自のスタイルを少しずつ確立していきました。移転を重ね、最終的には慶応義塾大学三田キャンパスの近くで営業を開始。慶応生を中心に人気が出て、二郎系の原型ができました。学生からの要望が相次ぎ、味も量も変化していき、量はオープン当時の1.5倍にもなったそうです。

慶応大学に通っていた中村は、毎日のようにその人気ぶりを目にしていました。

「毎日すっごい蛇みたいに並んでるんですよ。大きくぐにゅーんってお店の裏まで並んでいて。あーいつか食べてみたいな、でも並ぶの嫌だしなと思って、学生時代は通りすぎていました」

ひとりで行けない理由

中村が「ひとり二郎系ラーメン」ができない理由は2つありました。

まず、並んでいる間がひとりだと寂しいこと。長蛇の列の場合は結構並ぶため、「ひとりで何しよう」という不安があるといいます。

もうひとつが、独特のコール文化です。「ヤサイマシニンニクスクナメ」「ヤサイマシマシニンニクナシ」など、呪文のように注文する必要があります。「もしひとりだったら耐えられないな」というのが、ひとりデビューができない理由でした。

就職前は帰省中のタイミングなどで友人と行っていたという中村。いつも麺は400グラムか500グラムで、ヤサイスクナメ、夜の予定がなければニンニクマシにしているそうです。

食べ終わった直後は満腹で苦しいのに、数日後にはまた食べたくなる不思議な中毒性がある二郎系ラーメン。ファンの間では「ジロリアン」と呼ばれる熱狂的な文化まであることを紹介しました。

「二郎系=お腹いっぱい+達成感+罪悪感+また行きたくなる謎の中毒性なんですよ!」

開店前から並ぶ理由

大学時代は自分がリピーターになるとは思っていなかったという中村。

最近、Instagramのストーリーズに「二郎系、開店前から並びました」と載せたところ、フォロワーから「えっ、並ぶの意外です」「開店前から?」と驚きの声が寄せられたそうです。

並ぶのが嫌いな中村ですが、おすすめの時間帯があるといいます。通し営業している二郎系ラーメン屋なら、15時や16時。

また、開店20分前ぐらいに並べば1回目の回転で入れます。「30分以上は並べない」という中村にとって、これがちょうどいいそうです。

ある時は、友人と二郎系を食べていた際、先に食べ終わった友人が車の操作を間違えて警報音を鳴らしてしまい、店内の注目を浴びながら慌てて麺を食べたこともあったといいます。

「うるさくてすみませんっていう気持ちで。残りのラーメン3口でしたけど、あまり味がしなかったです」

名古屋でのデビューを夢見て

中村は、名古屋ではまだ二郎系デビューができていません。

おすすめのお店を教えてもらって、「ここだ!」と決めて行きたいので、リスナーにおすすめの二郎系を教えてほしいと呼びかけました。たくさん名前が挙がったところに行って、そこに通いたいと考えているそうです。

また中村は、「名古屋に二郎系フレンズが欲しい」と考えています。

同期とラーメンに行く機会はあるものの、二郎系に並ぶとはならないそう。何度もひとりで行こうかと迷ったものの、一歩が踏み出せていません。

「いつか私も本物のジロリアンになりたいんです」

実は中村は、食べ物に関してはかなりの飽き性。ハマったら3日に1回ぐらいそれを食べ続けていきなり飽きるという性格です。

「飽きる前に本物のジロリアンになりたいなと思っております」
(minto)
 

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