試合時間5日間でティータイムあり?気になるアジア大会「クリケット」

2026年9月19日から愛知県で「第20回アジア競技大会」が開催されます。大会をきっかけに日本で知って欲しいマイナー競技を朝日新聞が特集しています。5月29日の『CBCラジオ #プラス!』では、永岡歩アナウンサーがその特集で気になった「クリケット」について、山本衿奈と話題にしました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く世界の競技人口は3億人!
選手団1万5000人が愛知県に集うアジア競技大会ですが、クリケットの試合に関しては準備が間に合うかどうか不安の声が上がっています。
4月に実施種目に追加され、野球場よりも広いクリケット場を整備するために費用と時間がかかるのが問題。
主催者であるアジアオリンピック協議会に押し切られたようにも見えるという意見もありますが、実はマイナー競技ではないというのがこのクリケット。
インドやネパールなど、今後関係強化が重要になってくる南アジアの各国との相互理解を深める上で、とても重要なツールになっていくのではないかと言われています。
クリケットはイギリス発祥で野球の原型と言われ、世界の競技人口は3億人。
インドにいるクリケットのトップ選手の年俸は30億円です。
永岡「日本のプロ野球選手になるより稼げちゃうんですよ」
2028年開催のロス五輪ではクリケットの実施が決まっているので、その前にまずはアジア大会で観戦したい競技です。
試合時間は5日間!?
あまりクリケットを知らない山本と永岡はルールをおさらいしました。
競技場所は直径約120メートルの芝生のグラウンド。
投手が投じたボールに対し、打者は360度どこでも打ち返すことができます。
山本「え?後ろでもいいっていうことですか。えー!」
攻撃側は2人1組で打者と走者に分かれ、打球が転がっている間に攻撃の2人が約20メートルのライン間を行き来した回数が得点になるとのこと。
永岡「はあー。だから、打つじゃない?で、守備の人が取って持ってくる。それまでの間に、20メートルのライン間を何回行き来できるか。シャトルランみたいな。めちゃくちゃバテるな走る人(笑)」
伝統的な形式では試合は5日間に及びます。途中にランチやティータイムが設けられるとか。
山本「優雅ですね。ティータイム」
ただアジア大会では5日間の試合時間を設けらないため、3時間で勝敗を決めるとのことです。
国内でも競技人口増加中
日本クリケット協会の拠点は栃木県佐野市にある、廃校になった県立高校。
校庭に市や国が約4億円かけて整備したクリケット場があり、ワールドカップの予選会などにも使われているということです。
2002年には660人だった国内競技人口も2024年には5,600人まで増えています。
それでもまだまだ国内ではマイナースポーツ。
新聞記事でルールを知った永岡はティータイムが気になっています。
和んだ雰囲気なのか「もぐもぐタイム」のような作戦会議なのか。ティータイム中の選手らの声も聞いてみたいと興味津々です。
日本にとってはまだ未知が詰まったクリケット。アジア大会で注目してみてはいかがでしょうか。
(ランチョンマット先輩)
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