ニンニクたっぷりの「ドラコンラーメン」とは?ボリューム満点の唐揚げ弁当も!愛知・春日井市の愛されフードを調査

その町以外ではあまり知られていないけど…地元の人はみんな知っている!その町で生まれ根づく“愛されフード”を、加藤愛アナウンサーが全力で調査します。今回は、愛知県春日井市の『まぜそば小島屋のドラコンラーメン』と『8cafe(ハチカフェ)の唐揚げ弁当』です。
「元気がない時に食べたい」“ドラコンラーメン”の正体とは

春日井市役所のすぐ東にある「まぜそば小島屋」は2014年創業のまぜそば専門店。スパイシーな台湾まぜそば、ウニソースを使った濃厚魚介まぜそば、ゴマがアクセントになったねぎ豚まぜそばなど、およそ15種類のまぜそばが楽しめます。
その中で、唯一提供されているラーメンが『ドラコンラーメン』。ニンニクたっぷりのスタミナラーメンには、地元の人も驚きの秘密が隠されています。

(加藤愛アナウンサー)
「ニンニクがガツンときてクセになる!とても香ばしくてスパイスが利いている感じがします」
(店主・小島裕介さん)
「ニンニクは低温からじっくり炒めることで、香りとうま味を引き出している」

『ドラコンラーメン』とは、“どえりゃ~コンディションがよくなるラーメン”のこと。まずは大量のニンニク、豚こま肉、モヤシ、ニラなどを、オイスター風味の自家製ダレで手早く炒めます。さらにみじん切りの生ニンニクで香りづけ!そして、魚介系とんこつをベースに、ホタテエキスでうま味を倍増させたスペシャルスープと合わせれば完成です。

特注の中細麺と、ニンニクが溶け込んだスープを絡めて食べれば、箸が止まらなくなること間違いなし!大量のニンニクの塊も、ホクホクのお芋みたいに食べられます。汗だくになって食べ終えた後の爽快感に、ハマる人も多いのだとか。
(常連客・男性)
「10年ぐらい『ドラコンラーメン』ばかり食べている。ニンニクがガツンと利いていて、でもスープも負けてないのがいい」
(常連客・男性)
「『ドラコンラーメン』の味はここでしか食べられない。食べた時は満腹だけど、翌週にはまた食べたくなる。元気がない時に食べると頑張れる」
“進化系まぜそば”から春日井市を代表するグルメに!

『ドラコンラーメン』を開発した店主の小島さんは、実は東京出身。もともとは東京でまぜそば専門店を営んでいたそうですが、東海地方でも流行らせたいと、15年ほど前に愛知県へ。
当時大ブームだった「台湾まぜそば」と、スタミナ満点のベトコンラーメンにインスパイアされ、まず考案したのが、自家製の醤油ダレと名古屋コーチンを使った「ドラコンまぜそばDX」。

東京と名古屋の味を融合させた進化系まぜそばが大ヒットし、2016年に「春日井名物グルメ王座決定戦」で準優勝!それを機にラーメンへとさらに進化させ、2018年についに優勝!『ドラコンラーメン』が春日井市を代表するグルメになりました。
フタが閉まらない!?ボリューム満点の唐揚げ弁当

続いて紹介するのは、JR「高蔵寺駅」から徒歩10分、閑静な住宅街にある「8cafe(ハチカフェ)」。若いご夫婦が営む、静かでオシャレな雰囲気のお店で、パスタやタコライス、デリランチなどが楽しめます。
中でも、一番人気を誇るのが唐揚げ。醤油やショウガで下味をつける時に、「七味」を使っているのがポイントです。
(8cafe店主・松本和宏さん)
「辛さをつけたいわけではなく、七味はいろんなものが入っているので、味に深みが出る。仕上がりも辛くないから、お子様でも食べられる」

こちらが、食べなきゃ損する『ジューシィ唐揚げ弁当』!1つ70gの唐揚げが4個、合計なんと280gというボリューム。これでまさかの830円と驚きのコスパです。衣はカリカリ、中はジューシーな巨大唐揚げは、地元の女性を中心とした若い世代に大人気。お店では、温玉つきの『ジューシィ唐揚げ丼』として楽しめます。
『ドラコンラーメン』もボリューム満点の『唐揚げ弁当』も、春日井市の隠れた名物!地元の人たちに愛され続ける特別な味を、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。
CBCテレビ「チャント!」2025年10月6日放送より
番組紹介
