女性の悩み。ナプキン購入時は紙袋に入れる入れない問題

女性にしかわからない生理の辛さ。その痛みなどを疑似体験できる装置があるそうです。5月25日放送のCBCラジオ『八木志芳の私たちは求めてる』では、パーソナリティの八木志芳が、デリケートな生理の問題についてリスナーの投稿を交えて話します。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く紙袋に入れるor入れない?
この番組では、「生理用のナプキンを買う時に紙袋に入れてほしい?ほしくない?」について女性、男性から意見を募っていました。
そんな中、男性からこんな意見があったそう。
「ナプキンを女性が買ってるかどうかなんて見ないし、その紙袋に入れてほしいとか気になるとかっていうのは自意識過剰じゃないか?」(Aさん)
その後「生理用ナプキンを買ってニヤニヤしているおじさん」や「何を買ったの?」などと聞いてくる男性がいることを知ったAさん。
「女性は自意識過剰と言ってすみません、同じ男として情けない」と謝罪してきたそうです。
八木「全然そこまで謝る必要はないし、男性だったらそこまでね、生理ナプキンについて考えたりとかしてこなかったと思う。これから考えていただければ」
負のパワー
Aさんの当初のメッセージに対してはこんな意見も。
「たとえ10人のうち9人は気にしていなくても、1人でも変な目で見る人がいれば、当人にとっては、他の9人も実は変な目で見ているのではないかなと疑心暗鬼に陥る。
負のパワーはとてつもない威力を持つもの、デリケートなものほどその傾向は強いと思いますので、なぜその人はそこまで気になるのか…という原因に思考を切り替えてみてほしいと思います」(Bさん)
八木「いや本当にね、負のパワーっていうのは恐ろしい」
他人の噂やSNSなどでも、いい意見よりマイナスな意見の方が広がりやすいものです。
八木「生理とか特にナイーブな話題。生理用品を買っている時に変な目で見てくる人が過去に1人でもいたら、それだけでトラウマに変わる」
とはいえ、最初に取り上げたAさんの「自意識過剰ではないか」とのメッセージを責めているわけではないと再度確認します。
八木「私もね、想像が足りてないなとか反省することはたくさんあるんですけれども、人間だからね、考える力があるから、考えていきましょう」
生理を疑似体験できる装置
女性リスナーからの意見です。
「女性同士だと生理を『重い・軽い』と表現しますが、夫には『想像つかない』と言われました。
重い日は出血量が多いし、お腹が痛くて辛い。そのピークを過ぎると出血量も減るし、痛みはなくなるから、まだ終わってないけど軽いって感じると教えてあげました」(Cさん)
八木「生理痛っていうのは本当に個人差があって、どういう症状が出るか、お腹が痛くなるのか、すごく精神的に落ち込むとかとか、本当に人による」
八木によると、生理の疑似体験ができる装置があるのだそう。
男性にその装置を付けて疑似体験してもらったところ、「びっくりするぐらい痛かった」「自分はこれが毎月来ると思ったら耐えられない」と言ったとか。
八木「女性の方が痛みに強いとか、痛みに慣れてる部分があると思う。そのぐらい辛いものが毎月来てるっていうことを知ってほしい」
「今後も生理については取り上げていきたい」と続ける八木でした。
(野村)
番組紹介

読んで聴く、新しい習慣。番組内容を編集した記事からラジオ番組を聴いていただける”RadiChubu”。名古屋を拠点とするCBCラジオの番組と連動した、中部地方ならではの記事を配信する情報サイトです。