サポーターもどん底?名古屋グランパス、再度の連敗で最下位転落

名古屋グランパスは第7節から2連勝するも、9・10節では連敗。各地に応援に駆け付けているサポーターもフラストレーションが溜まっています。4月12日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、城所あゆねがリスナーの投稿を交え、現地観戦の模様を伝えます。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く3連勝は叶わず…
リーグ戦は、2連勝の後4月6日に行われたJ1 第9節アウェイ・レモンガススタジアム平塚での湘南ベルマーレ戦は1-2で敗戦。
残念ながら3連勝とはなりませんでした。
前半10分に連係ミスからボールを奪われ、ベルマーレのFW福田翔生選手に先制点を許します。その後も前半45分にもベルマーレのFW鈴木雄斗選手にミドルシュートを決められ、追加点を許す展開に。
城所「このミドルシュートがうまかった。本当に悔しかったもん。これをやられたらメンタルが崩れるわって言うくらい、きれいなシュートだった」
このまま成す術なく前半が終わるかと思うも、ここで踏ん張ったグランパス。アディショナルタイムとなる前半50分にMF稲垣祥選手が見事なボレーシュートを決め、1点返しました。
これで前半は1-2で折り返すこととなり、早い時間帯に1点返すことができ、後半に追いつき、逆転しようとしますがそう甘くはありません。
後半は得点ならず敗戦
後半は交代で選手を次々投入し、ケガから復帰して今季初出場となったFWキャスパー ユンカー選手も登場。しかし、得点を取れずそのまま終了となりました。
リスナーからもメールが届いています。
「湘南戦、今シーズン何度目だろうというパスミス、ビルドアップからの連続失点で意気消沈。そんな前半が終わろうとしていたアディショナルタイムに稲垣選手のスーパーゴラッソ!今年一の大絶叫をしました」(Aさん)
城所「応援し続けることで、チームにも結果が伴ってくるんじゃないでしょうか」
他にも、稲垣選手のゴールを称えるメールが多く、それだけ印象的だったことが伝わってきました。
最下位に転落
続いて、12日のJ1 第10節・アウェイのパナソニック スタジアム 吹田でガンバ大阪戦は収録時点で結果が出ていないため、現場の城所が試合終了直後の模様を電話でレポート。
城所「0-2で負けました!全然チャンスらしいチャンスがないですし、今回2失点してますがもっと失点してもおかしくない内容でちょっとどうなの?っていうのが本音です。
いいところを探そうとしてもパスはつながらないし、ちょっと擁護できない苦しい試合展開でした」
果たしてこのままの戦い方でいいのかわからない、サポーターとしては応援し続けるのみではあるものの、これだけ選手がそろっているのになぜ…と「なぜ?」しか出てこないと暗い声でした。
13日夜時点でグランパスは最下位に沈み、J2降格圏内です。まだリーグ戦は28試合残っており、充分挽回可能ですが失点の多さや連係のちぐはぐさ、パスミスの多さの修正は待ったなしの課題となっています。
16日には富山県総合運動公園陸上競技場でカターレ富山を相手にルヴァンカップ2回戦、20日はホーム豊田スタジアムでJ1第11節・サンフレッチェ広島践です。サンフレッチェ広島は13日時点で6位です。
その後もリーグ戦では25日鹿島アントラーズ、29日柏レイソル、5月3日に清水エスパルスとタイトスケジュール。
SNSでは「監督を解任して欲しい」という声が増える中、どんな戦い方をするのか問われています。
(葉月智世)
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