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実況アナがオープン戦で感じた中日・井上一樹監督のこだわり

実況アナがオープン戦で感じた中日・井上一樹監督のこだわり

中日ドラゴンズは3月1日、2日に行なわれた横浜DeNAベイスターズとのオープン戦で2連勝を挙げました。両日とも現地で取材をしていたCBCアナウンサー光山雄一朗は「勝ち負けよりも井上監督がやろうとしていることが出た2試合だった」と感じたそうです。3日の『CBCラジオ #プラス!』では、光山が2日間の試合から感じたことを取材を基に語りました。聞き手は三浦優奈です。

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隙見せず、隙あらばつけ込む

横浜DeNAベイスターズ相手に、1日は3対0、2日は1対0と完封での2連勝を果たした中日ドラゴンズ。

1日の囲み取材では、井上監督がゲーム運びをしていく上で大切にしていることを明かしました。

「相手に隙を見せない。相手の隙があったらつけ込め。基本中の基本なんだけど、これができるかがポイントなんだ」と、選手たちに言い続けているとのこと。

それができていた2日間だったと振り返る光山。

まず1日の試合での1回裏、先頭バッター岡林勇希選手は相手ピッチャーからフォアボールを選びました。
いわばフォアボールを相手ピッチャーが与えてしまったという隙をついて、その後、福永裕基選手と細川成也選手のタイムリーで初回の2得点に繋げる結果に。

さらに2日の試合では岡林選手がレフトへのヒットを放つと、レフトを守っていた守備がエラー。
そこにつけ込み、一気に岡林選手が俊足を飛ばしてホームインで先制しました。

「隙見せず、隙あらばつけ込む」

このスタイルがしっかりと出た2試合だったと光山は感じました。
また、井上監督がこだわっていた先制点という点でも、両試合とも達成しています。

三浦「昔のドラゴンズみたいじゃないですか?先に点を取って守り勝つ試合を続けるっていうのが、この2日間だった気がしますね」

ドラゴンズの投手陣は一切隙を見せない完封勝利リレーを果たし、攻守ともに井上監督のやりたいプレーが形になった2日間でした。

開幕投手発表、106ビジョンに変化

オープン戦を迎える3月上旬には様々な発表やお披露目が行なわれます。

まず発表されたのは、3月28日の開幕戦の投手が髙橋宏斗投手であること。

「去年の実績をふまえて。本人も自信が生まれているし、満を持して開幕投手に選びました」と井上監督は起用理由を説明。

髙橋投手本人も2日のオープン戦後には「絶対に勝たせます」と言葉を残しました。

続いて、バンテリンドームナゴヤの106ビジョンが変わりました。
これまでは3面を繋ぎ合わせていましたが、今年からは繋ぎ目がなく、シームレスの大きなビジョンに変更。

ビジョンに出るスコアボードの出方や選手紹介もマイナーチェンジしているそうです。

新たなパートナー

監督や選手がインタビューを受ける際に設置されるボードも変わりました。
中日ドラゴンズとオフィシャルパートナー契約を結んだ名古屋鉄道のロゴが増えたそうです。
また、4月1日のホームの開幕戦から中日ドラゴンズのユニフォームの、ズボンの右足の付け根あたりに名古屋鉄道のロゴも入ります。

オフィシャルパートナー契約の記者会見で井上監督は「ドラゴンズより歴史の深い老舗の名鉄さんが支えてくれる。より一段と頑張らないと」を気合いを入れていました。
ドラゴンズは89年、名古屋鉄道は130年の歴史を持ちます。

光山によると、1951年~1953年の3年間、名古屋鉄道がドラゴンズの球団経営に関わっていた歴史もあるんだとか。

光山「そういう縁深いこのドラゴンズと名古屋鉄道が、時を経てこのまた2025年パートナー契約を結んだっていうのも、ここ楽しみだなっていうね」

新たなパートナーの応援にも背中を押され、今シーズンの中日ドラゴンズが始まります。
(ランチョンマット先輩)
 

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