梅雨入り前にやっておきたい!「湿気」は簡単に撃退できる

6月に入り、各地が梅雨入りしてくる時期となりました。湿度が上がりカビ対策が必要となります。健康にも影響する恐れがある「湿気」への対策は、どうしたらいいのでしょうか?6月4日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、手軽にできる対策について、つボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介します。
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5月末には沖縄・奄美地方と九州南部がすでに梅雨入り、6月8日には西日本各地でも梅雨入りが予想されています。
小高「湿度が高くなると、キッチンや洗面所、洗濯物などにカビが生えやすくなって、臭いの原因になってますよね」
カビがもたらす被害は臭いだけではありません。
アレルギーの誘発や呼吸器への影響、皮膚炎など、健康被害の原因にもなります。
つボイ「お風呂や洗面所でも冬は大人しかったカビが、暖かくなって一気に増えてきますよね」
タダでできる手っ取り早い対策
カビ対策には、なによりも部屋の換気が有効です。
湿気を逃がして部屋の空気を循環させることで、カビの胞子や臭いの原因を外に追い出すことができます。
つボイ「簡単にできますから、晴れた日にぜひ窓を開けて換気してもらいたいですね」
梅雨入り前にクローゼットや押し入れ・洗面台や台所のシンク下の棚を片付け、空気を通すのが効果的だとか。
「掃除もできて一石二鳥」とつボイ。「物が減れば、隙間を風が通りやすくなり、湿気や嫌な臭いもなくなる」と実体験を語ります。
部屋の湿度を上げる原因の洗濯物対策は?
部屋の湿度を上げるものと言えば、洗濯物が浮かびます。
小高「洗濯物を部屋干ししていると、蒸発した水分が湿度を上げますね。生乾き臭ってよく言いますけど、少しでも早く乾かすためにサーキュレーターや扇風機で風を送ることで空気が動き、乾きやすくなります。あとは除湿器ですね」
また洗濯物にカビの胞子が付かないように、洗濯槽をこまめに洗浄しておくことも大切です。
つボイ「健康対策と環境対策、様々なことにつながる湿気対策ですけど、まずはカラっと臭いのしない部屋にいることが気持ちいですからね」
他にも窓周辺の結露を拭き取ったり、除湿シートを用いたり、新聞紙を丸めて部屋に置いておき、湿ったら捨てるといった方法もあります。
また、重曹を空き瓶などに蓋をせずにおいておき、湿気で固まったら掃除などに利用するといった方法も有効です。
これから夏にかけて湿気やカビに悩まされることが増えます。梅雨入り前にぜひ対策を。
(葉月智世)
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