他人が放った余計なひと言にイラッ!

『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)、6月5日放送のメッセージテーマは3日目となる「余計なことを!」。余計なことを言われたりされたりして腹が立った、窮地に追いやられたというエピソードを募集。パーソナリティの北野誠と加藤由香アナウンサー、大川興業のお笑い芸人で裁判ウォッチャーの阿曽山大噴火がおたよりを紹介しました。
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まずは、言っている内容は正しいのですが、「いま言わなくても」、「損してしまった」という余計なひと言について、こどもと大人バージョンで2通紹介します。
「残り2年で定年を迎えますが、20年前に勤続20年ということで、会社から功労表彰を受けました。賞状と金一封の5万円。
夏頃に職場の同僚を招いて庭でバーベキューをしていました。
酒が進んだあたりで同期の同僚が突然、『そういえばお前、この前の勤続20年の5万円どうした?』と言い出し、嫁が『えっ、5万円?』。
嫁には1万円と言っていたので『余計なことを言いやがって』と私は眉間にシワを寄せ口を真一文字にし、同僚をガン見し頭をゆっくりと横に振ると、またそいつが『あれ、俺余計なこと言っちゃった?』と、追い討ちをかけました。
本当に場所を考えずに余計なことをしゃべる奴っていますよね」(Aさん)
これは最初から正直に金額を申告しておいた方が良かった案件ですね…。
期末テストで高得点のチャンスが
余計なことを言うのは、こどもの世界でもあります。
「余計なことと言って絶対思い出すのが中3の時の期末テストです。
理科の先生がテストで『はいみんな、机の上の物をしまって』といい、答案が配られていざテストが始まるという時にクラスのCくんが手を挙げて、『先生、物理の法則表が貼ってあるまんまですよ』と言いました。
黒板の横にジュールやら圧力のニュートンやら、V=電流×抵抗といったオームの法則や、直列回路や並列回路の電圧と抵抗の出し方など、みんなが覚えやすいようにと担任の理科の先生が作って貼ってくれたのに、試験官の先生に余計なことを言いやがって。おかげで公式が書かれた表をはがされてしまって。
クラス全員があてにしていたのに、そのせいで並列回路の電圧とか全然わからなくなって、さんざんでした」(Bさん)
Cくんは自信があってみんなが点数が上がると困ると思ったのか、正義感からなのかわかりませんが、得点チャンスがフイになったようですね。
試してみたかった高級品
良かれと思って言ったことが、余計なことにつながるということもあります。
「車を整備に出した時のことです。前から試したいなと思っていた少し高級なエンジンオイルがありました。
いつもは安いオイルを使っているんですが、車が10万kmに達していたので車屋さんへの感謝の意味も込めて、高級オイルを奮発して入れました。
完全に自己満足ですが、効果があるかなと期待しながら帰宅。
その直後に中古車買取を専門にしている友人から、『今月の俺のノルマに足りないから、査定だけさせてくれないか?』と連絡がありました。
僕は売るつもりはなかったのですが、友人を助けるために『いいよ』と返事しました」(Dさん)
車が帰ってきて衝撃が!
このあと、余計なことが起きてしまいます。おたよりの続きです。
「ひととおり査定が終わり、無事に車が帰ってきましたが、それとともに友人が放ったひと言に耳を疑いました。
『いや~助かったわ、ありがとう!エンジンオイルの交換時期って言ってたから、お礼に格安オイルやけど無料で交換しといたで』
…マジか?
そういえばオイル交換が終わってすぐに友人に車を引き渡したため、次回のオイル交換の距離が書いてあるシールを貼り替える前でした。
余計なことを、と思いましたが、友人が善意で行なってくれたことなので文句も真実も言えず、僕が高級オイルを体感したのは走行距離わずか5kmほどでした。
費用は2万円弱の低コスパぶりですが、どうだったんでしょうか…」(Dさん)
高級オイルは次回の楽しみに取っておくかですね。
(岡本)
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