湯ファーストのこだわり。山形県の小野川温泉「うめや旅館」
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毎週木曜日のCBCラジオ『ドラ魂キング』では、温泉好きの高田寛之アナウンサーが全国のおすすめ温泉を紹介しています。2月6日の放送で紹介したのは、山形県米沢市の小野川温泉「うめや旅館」。ラッキーなことに貸し切り状態だったという高田アナ。かなり気に入った様子です。
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高田「米沢市の市街地からもそう遠くないところにありますので、非常に便のいい場所だと思います」
CBCのある名古屋市中心部から小野川温泉へは670キロ。クルマでは7時間54分で到着。
東北中央自動車道に入って、米沢中央インターが最寄りのインターです。
米沢市の市街地から田舎道に入ると、大丈夫か?と思うほど何もなくなってくるそうです。そんな中、賑わっている温泉街が突然現れるとか。
公共交通機関だと、東京を経由して山形新幹線で米沢駅下車、さらにバスで30分ほどで到着。最寄りのバス停の目の前が小野川温泉。名古屋駅から上手く乗り継げば4時間45分ほどで到着します。
評判のお湯
高田「古い温泉街なんですが、メイン通りは結構広めに作ってあって、駐車場も停められます。共同浴場もいくつかあって十分楽しめます」
うめや旅館の日帰り入浴を利用した高田アナ。小野川温泉の中でも良いお湯と評判だそうです。
日帰り入浴は、夕方途中の入れない時間帯を挟んで、夜の8時半までの受け付け。昭和レトロ調の受付で500円払って入場。
高田「受付に貴重品用のロッカーがありますので、財布などはそこに預けた方がいいと思います」
織田裕二になった瞬間
脱衣場のロッカーは格子状の鍵のかからないロッカー。脱衣場はそれほど広くなく、いっぺんに3人着替えるのは難しく、2人でもちょっと気になるほどだとか。
カラッと引き戸を引いて、お風呂場へ。浴場も同じようにそれほど広くないそうです。
洗い場が3ヵ所。浴槽は家庭用の浴槽を一回り大きくしたぐらいです。
高田「そういう小さな浴槽ですので、良いお湯のかけ流しが実現できるということもあります。浴槽を広げればいいものではないと私は思っております」
持論を展開する高田アナ。
高田「そんなことよりもカラッとガラス戸を引いた瞬間ですよ。むせ返るようなゆで卵の香り。まず、それで『キター!』と織田裕二さんになるわけです」
肌へのつるつる感が特徴
湯は無色透明で、ほんのり白い濁りあり。温泉らしい強烈なゆで卵の香り。
高田「中に入ると42度ぐらいの温度で、特徴が肌へのつるつる感です。湯の中で肌を触ると、極端な話、膜が張ってるんじゃないかと感じるほどです」
かけ流しと言うと湯が床を濡らしているイメージがありますが、床は濡れていなかったそうです。浴槽の中には排水用のパイプがあります。
高田「つるつる感が非常に強いので、足を滑らせる危険があります。だからパイプで排水する方式も納得だと思います」
湯ファースト
泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉。源泉は80度。
高田「源泉温度が高いから加水ありと思うでしょ?ここはこだわりの熱交換システム。水の中に温泉のパイプを入れて温度を下げる方式をとっています」
水の中をくぐらせることで温泉温度は下がり、水は温まってそのままシャワーにも使用可能。高田アナによれば、そういうシステムを採用している温泉は各地にあるそうです。
もちろん塩素消毒もなく、そのままの温泉に入れます。
高田「当たり中の当たりの温泉でございました。アメリカファーストじゃなくて湯ファーストです。トランプ大統領もそう言ってると思います」
相当小野川温泉が気に入ったようでテンションの高い高田アナです。
あっという間の1時間
高田「出たり入ったりを繰り返して、あっという間に時間が経ちます」
お風呂には「日帰り入浴の方は60分程度でお願いします」と書いてあったそうです。
入る前は「そんなオーバーな」と思ったそうですが、入ってみるとあっという間の60分が過ぎ、納得したと言います。
浴槽は3人入ったら飽和状態。2人までが望ましいそうです。3人以上の場合は洗い場で身体を洗いながら待つのがいいかもしれません。
高田「温泉好きの中には『化粧水に入っているような』という表現をする方もいらっしゃいます。私は次は絶対泊まろうと心にかたく決めた温泉でした」
(尾関)
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