高校のAI部とは?AI甲子園が3月に開幕
高校生らが部活動や授業で人工知能・AIを学ぶ「AI部」が全国に広がってきています。今年3月には山形市でAI甲子園が開かれ、全国各地から計37校が参加する見込みです。AI部の活動とは?AI甲子園では何を競うのか?2月3日の『CBCラジオ #プラス!』では、CBCアナウンサー佐藤楠大と三浦優奈、つボイノリオが、中日新聞の記事を基にこの話題を取り上げました。
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6年ほど前まで高校生だった佐藤も、AI部の存在には驚きの様子。
このAI部では、売り上げを伸ばすためにAIに提案させたり、社会の問題や企業の課題をAIに相談し一緒に解決方法を探っていきます。
例えばAIにデータを入力し、学校の身近な地域の課題を解決したりといったもの。
AI甲子園ではそれを発表する場だということです。
三浦「AIを使った開発を発表する、みたいな感じなんですか?」
佐藤「どちらかというと、課題解決のためになるどんなツールを作ったかっていうことの発表です」
去年の最優秀賞は
昨年3月に行われた『第4回AI甲子園』では愛知県立東海樟風高等学校が最優秀賞を勝ち取りました。
発表したものは、自転車事故から守る「ガードマン東海」。
自転車の事故を未然に防ぐためにAIが事故の危険性がある道路を検知し、スマートフォンを通じて知らせる仕組みです。
自身が高校生の時から地域貢献の活動があれど、「それをAIを使ってさらに深くやっていくっていうのがすごい」と佐藤は感心していました。
AIの「使用」の前に「選択」を
「AIを使いこなせるような自分たちにならないといけない」と佐藤が焦りを見せる一方で、つボイは「どのAIを選ぶかという検証から始めた方がいい」と提唱します。
というのも、国によってAIは考えが偏っているとか。
最近SNS『X』で流行っているのが「自分をひと言で表すと?」とAIに質問すること。
三浦が「三浦優奈ってどんな人?」と聞いたところ「歌とパフォーマンスが優れてる人」といった想定外な返答がありました。
どうやらAIが三浦大知さんと間違えて提起していたようです。
このように、開発されたAIによって得意不得意があるのが現状。
またつボイがワープロを使用していた当時、ソフトの変換能力がワープロによって優劣があったそうです。
例えば「しんやばんぐみ」と打ったところ「新野蛮組」と出たんだとか。
AIを使う前に、AIの選択から行なう必要がありそうです。
高校生が使いこなしているAI。
24歳の佐藤は「そろそろちょっとAIの勉強をしていかないといけない時代が来たのかな」と、年齢関係なく個人でAIを使用する必要性を感じていました。
(ランチョンマット先輩)