リスナーに尋ねてみた現在のスキー人気
1月30日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』ではスキーが話題になりました。ところが、パーソナリティはふたりともスキーの経験が浅く、話はなぜか意外な方向へ、どうしても得意分野へと逸れていきます。つボイノリオと小高直子アナウンサーがおたよりを読み上げます。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴くスキーの思い出
この日の番組冒頭、還暦の女性からの「これからスキーを頑張りたい」との投稿が紹介されました。
つボイ自身は高校の時に1回、また小高も高校生の時にスキー合宿に行っただけで、スキーに関してはほとんど縁がありません。
そこでふたりは話を広げるために「スキーはこんなに楽しい」というメールを募ります。
放送中にメールが続々と寄せられました。
「私のスキー経験は社会人になりたての年に誘われた2回だけです。リフト待ちの坂でずるずると後退するのを、列の後ろに並んでいた赤の他人のお兄さんが受け止めてくれました。それが今の旦那です。
…ということはなかったです。そのまま顔を真っ赤にしてお礼を言っておしまいでした」(Aさん)
ふたりのパーソナリティ同様にほとんど経験のないAさんです。
スキーは卒業
続くリスナーからはスキーをやめたという話です。
「前のシーズンでスキーを卒業しました。理由は身体が重くなり、転んだときになかなか起き上がれなかったことがショックだったから。
確かにウェアのウエストがぎりぎりになっていました。転けてウェアが破れなかったのはよかったです」(Bさん)
つボイ「年賀状仕舞いみたいにスキー仕舞いをしたということです」
小高「スキーが“好き”ならまた行きたくなるかもね」
つボイ「小高さん韻を踏んだつもりが、スキーだけに滑ってましたね」
わざわざ指摘されて、小高は思わず「くやしいんか!」と反撃。
記憶にないスキー
どうもスキーが大好きというおたよりが集まりません。
「私も高校2年のときスキー研修に行きました。初めての雪山、初めてのスキーだったんですが、いま考えても、どこのスキー場だったのか、どこに泊まったか、何を食べたか、何も記憶がないです」(Cさん)
つボイ「これはすんなりいったからです。私のように行ったときに先生が戸惑っていて、『どうしたんですか先生』『おい、俺たちの泊まる旅館、燃えてるわ』そういうことがあると忘れないです」
なかなか大変で印象的なエピソードです。
トイレのニオイ消し
スキー以外で印象的なことがあったという女性からの投稿です。
「記憶があるのは同級生の女子たちと相部屋でトイレで大をしたとき、ニオイをどう消すかの問題です。そのためにマッチを持って行って、大をしたときはマッチを擦って、煙のニオイでごまかす。それだけを覚えています」(Cさん)
昔はマッチが身近にありました。トイレの悪臭成分の硫化水素は、マッチで火をつけると一気に消臭できます。マッチには硫黄が使われており、硫黄を燃やすことで、硫化水素がニオイのほとんどない水と硫黄に変化してしまうからだそうです。
小高「今は消臭剤とか手軽なものがありますね」
ということで、女子にとって排出物のニオイは初めてのスキーより重大案件であったようです。
おならの消臭の仕方
つボイ「みんな臭いからお互い様の世界とはならないのですか?」
小高「他人のニオイはイヤでしょう。他人のおならのニオイを嗅ぐということは、その他人のお尻の穴からきているものが自分の鼻につくということで、間接キッスというのがありますが、間接鼻キッス(?)、絶対イヤじゃないですか」
つボイ「人間の生理としては絶対あるものですから」
小高「他人のは吸いたくないし、自分のも吸わせたくない。何もないときなんか、自分の始末は自分でと、ものすごい深呼吸して自分で全部空気清浄しようとする時とかありません?」
つボイ「後で吐き出す時はきれいな空気になっている?」
小高「空気ロンダリングです」
スキーの話から、おならのニオイをどう消すかというつボイと小高の得意分野に、話が行き着き、結局「スキーはこんなに楽しい」という投稿のことは忘れ去られました。
(みず)