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阪神・淡路大震災から30年。こどもたちが防災を学べる絵本が発売

阪神・淡路大震災から30年。こどもたちが防災を学べる絵本が発売

1995年(平成7年)1月17日午前5時46分52秒に発生した阪神・淡路大震災。今年で発生から30年を迎えます。この地震以降も、たびたび大きな地震が発生しており、つい先日も日向灘を震源とする地震が起こったばかりです。地震が起こった際、どう対処したらいいのか家族やこどもと確認していますか?1月15日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、つボイノリオと小高直子アナウンサーが「こどもたちと防災の絵本」を取り上げます。

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防災に関する絵本が発売

今回紹介する絵本は、『どうぶつポーズであそボウサイ』(作・絵かなざわ まゆこ/監修こが りょうこ/KADOKAWA)。
発売されたのは、今月7日です。

この絵本では、こどもたちが楽しみながら命を守る行動やポーズを取れるように工夫されています。
ネットで紹介動画を見たというつボイ。

つボイ「大きなサイがやってきて、揺れを感じたらどんな動物に変身する?という呼びかけから始まるんですよ。サイは防災のサイですかね」

小高「サイがズンズンとやってきて揺れを感じたら、どんなポーズをとるか?っておもしろいですよね」

動物の動きから安全を学ぶ

絵本では、ウサギに変身して隠れる場所をきょろきょろ探し、猫やサルに変身するなど、動物の特徴や動きを真似ながら安全を確保できる動きを紹介しているのが特徴。

小高「ハリネズミに変身!なんてページもありましたよ」

この絵本の絵と文章を担当した、かなざわまゆこさんは神戸の出身。
かなざわさん自身、30年前の阪神・淡路大震災で被災した経験から、防災に関する絵本に多く携わっています。

また監修のこがりょうこさんは、災害伝承や防災・減災を描いた絵本を研究する防災絵本専門士として活動されています。

こうした絵本を通じて、普段から防災について練習しておくといざという時に役立ちそうだと話すつボイです。

まず必要なのは安全の確保

つボイ「もう阪神・淡路大震災から30年ということですけど、その間にも大きな地震は何度も起こっております。昨年正月の能登半島地震なんて、まだ復興全然していませんし、今週月曜日にも宮崎の日向灘で地震ありました」

小高「月曜日の地震は夜でしたし、私もドキッとしました」

いつ、どこで地震が起こったとしても焦らず対処できるようにしておくことが、こどもに限らず誰しも大切なことだと話すつボイ。

小高「大人がこの絵本を読んでも、いざという時に『ウサギ』とかポーズを取りやすくなりそう」

実際に震災が起これば、困り事もたくさん出てきます。ただし、まず大切なのは命を守り、安全を確保する行動を取らなければ意味がありません。

まずは、家族や身内でしっかりと安全に避難するためのポーズや方法を楽しく学び、その上で備蓄などをしていくことが大切ではないかと締めくくりました。
(葉月智世)
 

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