校内放送で「金太の大冒険」が流れた結果
放送開始から32年目となる長寿番組、CBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』。その中のコーナー「セピアファイル」では、番組が保管している過去の投稿を復活して読み上げています。12月26日の放送では、17年前、2007年の12月26日に届いた投稿をつボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介します。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く17年前に41歳
「今日、誕生日で41歳になりました」(Aさん)
つボイ「おめでとうございます」
小高「17年前ですけど、誕生日は同じだものね」
つボイ「今日で58歳になるわけです。もうじき還暦ですね」
「今日は家族で高山にスキーに行ってきます。わたしたち夫婦にとっては十何年ぶりのスキーでこどもにとっては生まれてはじめてのスキーです。どうなることやら。このところ天気がよかったので、雪がどれだけあるか心配です。いってきます」(Bさん)
つボイ「今と17年前をくらべて世間のスキーに対する熱度はどうでしょう。わたしら若い頃はみんなスキーに行ってましたよ。今はどうなんでしょう?」
若い人にはスノーボードの方が人気が高いかもしれません。ウインタースポーツの人気も様変わりしました。
発泡スチロールがエコ
「突然ですが、エアコンの壊れているつボイさんにちょっと喜んでいただけそうな情報です」(Cさん)
つボイは「去年、うちはやっとエアコンを付け替えました。十何年壊れてたんや(笑)。いくども夏や冬を乗り越えて、やっと去年新しいのに買い換えました」
「そこで、エコにもなって温かいグッズがあるんです。それは発泡スチロールの箱です。つボイさんはいろいろデスクワークをされていると思います。机の下に発砲スチロールの箱を置いてみてください。そこに足を入れて、湯たんぽを併用すれば、あったかいですよ。多少の見栄えは我慢していただいて」(Cさん)
つボイ「見栄えというのは、きちんとした書斎で壁には名画が飾ってあるようなところです。他の荒れ具合からしたら、足元に発砲スチロールがあろうがなかろうが、見栄えには何も関係ないです」
小高「かえってなじんでいる」
つボイ「この頃は、暑いな寒いなと言っていたので、リスナーさんがこうやったら温かくなりますよ、というようなおたよりをいただいてました」
金太の大冒険
「生まれて初めてラジオにおたよりします」(Dさん)
まさか17年後に読まれるとは思ってなかったでしょう。
「僕の小学校は給食の時間は自分の好きなレコードを放送室に持ち込むとリクエストに応えてくれるという斬新な小学校でした。
僕のクラスのカワセくんは張り切って『金太の大冒険』を持ち込み、放送委員もそれに応えてくれました。
『いただきます』と給食が始まったとたん、『ある日金太が~』と始まり、特に『金太マカオに着く』というところになったら学校中大爆笑で、僕もノリノリでソフト麺を食べていました。
が、そのとき、通称”岩石”という担任が全速力で放送室に駆け込み、曲をヒステリックに止めたんです。その模様は学校中に放送されました」(Dさん)
つボイ「放送部がかけて先生にエライ叱られていました、というおたよりをよくいただきました」
小高「先生の許容度によりますね」
つボイ「この頃のリスナーさん、今はどのような生活になっているのでしょうか?」
(みず)