バブル期は、持っているクルマで男の価値が決まった?
12月24日はクリスマスイブ。こども達はサンタクロースの来訪を心待ちに、そわそわと1日を過ごしたことでしょう。そんな12月24日に放送されたCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』でも、クリスマスの話題が持ち上がりました。楽しくワクワクするクリスマスですが、なにやらつボイには苦い思い出がある様子。小高直子アナウンサーと中村彩賀アナウンサーを交えて語っています。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くクリスマスといえど
つボイ「中村アナ、今日はどんな予定なんでしょうか?」
つボイのこんなひと言からクリスマストークが始まりました。
中村「今日はこれからロケに行って、いっぱいご飯を食べてきます(笑)」
小高「お仕事!」
今年のクリスマスイブは火曜日で平日だったので、通常通り仕事や学校へ出かけた人がほとんどだったのではないでしょうか。
小高「お仕事に励むのもいいクリスマスよ?」
クリスマスだからといって、何か華やかなことをしなくてはいけない訳ではありません。いつも通りの日常を過ごしたっていいのです。
つボイ「とある女子アナさんが言ってましたよ。とにかくクリスマスに仕事を入れるのが、世間体が立っていいんですって」
何となく家族や友人、恋人同士で過ごすもの、というイメージがあるのでしょうか。
もしかしたらクリスマスに予定が入っていないことに引け目を感じる人もいるのかもしれません。
ひとりでもいいじゃん
小高「でももう最近は、ひとりで何が悪いんだ!ひとりでも楽しいぞクリスマス!っていう感じじゃないですか?」
クリスマスの楽しみ方は人それぞれです。
「カップルでないといかん、ファミリーでないといかんクリスマスなのか!?」と、一般的なクリスマスのイメージに対し異議を唱え声を荒げる小高。
つボイ「しかしな、あんたの口から言うな」
小高「なにが?」
つボイ「あんたらの若いころ、どんだけ男が苦労したことか!」
なにやら苦い思い出がある様子のつボイ。
「クリスマスどんな風に過ごしてもいいじゃん」という風潮の昨今ですが、若かりし頃のバブル期はそうではなかったようです。
豪華じゃないと!
そしてつボイの口から、当時の不平不満が恨みのこもった口調でつらつらと語られます。
つボイ「バブル時代の女はほんっとに横柄や。『こんなところで食事?クリスマスイブなのに、何これ?』とか言うてな」
外食先が気に入らなかったのでしょうか。選んだ場所にケチをつけられたようです。
「結構お金使ってんのに」と、愚痴が止まりません。
つボイ「それからなんか贈ったものに対しても文句をつけるし」
クリスマスといえばプレゼントを贈り合うのも楽しみのひとつです。ですがバブル期の女性たちには、なかなか厳しいジャッジをされた様子。
今とは違って好景気で華やかな時代だったので、外食やプレゼントも豪華で派手でなんぼといった雰囲気だったのでしょうか。
中村「クリスマスにはロマンチックさを求める方も多いですからね」
つボイ「ロマンチックというよりも、豪勢さや物欲を求める女が多かったですよあの頃は」
中村のフォローもむなしく、身も蓋もないことを言ってさらに悪態をつくつボイです。
車で彼氏を選ぶ時代
バブル期の女性に対する不満はこれだけに収まらず、こんなところにも表れました。
自動車メーカーである日産とホンダの経営統合のニュースに際して、日産自動車の車の歴史を語っていた時です。
リスナーのAさんからこんな投稿が寄せられました。
「ブルーバードやシルビアはナンパの必須アイテムでした」(Aさん)
この投稿を見てまた火が着いた様子のつボイ。
つボイ「もう当時はね、ナンパしても車が悪いと女の子が乗ってこやへんのですよ。じゃあどれなら乗ってくるんかというと、さっきAさんが挙げた車。だからもうこれを買わないかんのです」
小高「別に女の子のために車買ってた訳じゃないでしょ?」
つボイ「いやいや私らの若い頃の女は酷かったよ。『彼氏を選ぶなら、この車以上の彼氏しか付き合わない』とか言って、車で選んどるんですよ!」
憤慨するつボイ。思い出し怒りが止まりません。
「若者の車離れ」とまで言われている令和の現在からすると驚きの価値観ですが、当時は自分の彼氏がどんな車に乗っているのかが、女性たちにとっては一種のステイタスだったのでしょうか。
小高「そういう時代もあったかもしれませんね。遠い昔の話ですね」
バブル期は華やかで豪華で良い時代だったようですが、男性たちにとっては大変な時代でもあったのかもしれません。
(吉村)