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中日・井上一樹新監督の魅力は「選手のやる気を引き出す指導術」

中日・井上一樹新監督の魅力は「選手のやる気を引き出す指導術」

CBCラジオ『あんななのなななっ!』、生まれる前から中日ドラゴンズファンの“あんなな”こと安藤渚七が、毎週ひとりの選手にフォーカスして魅力を伝える「ななのイチオシドラゴンズ」のコーナー。12月22日の放送は年内最後ということで、全ドラゴンズファンが楽しみにしているであろう「井上一樹新監督」にフォーカスしました。

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全力ガッツポーズが話題に!

安藤「まず井上新監督といえば、何といってもドラフト会議でのガッツポーズでしょう!」

井上監督が中日の監督に就任して最初の大仕事となったのが、今年のドラフト会議。

ドラゴンズが指名したのは、セ・リーグ4球団で競合した金丸夢斗投手。そのくじを見事に引き当てた瞬間、井上監督の全力のガッツポーズが飛び出しました。

そのガッツポーズは、ドラゴンズファンの間だけでなく、さまざまなニュースでも大きな話題に。今年の珍プレー好プレーにも取り上げられ、多くの人々の注目を集めました。

安藤「ガッツポーズすごかった!肩痛めてましたもん(笑)。あれだけの喜びを全身で表現してくれる時点で『この人についていきたい!』って私は思いました」

選手をやる気にさせる力

井上監督に対する安藤の印象は、「とにかく選手をやる気にさせるのが上手い」ということです。

安藤「厳しいこともしっかりと言うんですけど、『期待しているよ』『お前らを信じている』っていう部分も、しっかり言葉にして伝えているっていうのが素敵だなと思って」

井上監督が2軍監督を務めていた時代も、「やる気・元気・陽気」という明るい気持ちで試合に臨む姿勢を、常に選手たちに伝えていたそうです。その結果、ファームではチームを2位に導きました。

今季、ファームの試合を何度も観に行った安藤の印象は「すごく元気!」ということ。

安藤「ベンチがやる気に満ち溢れている感じとか。厳しい状況でも選手同士で『大丈夫!』『あとひとり!』とポジティブな言葉が本当にすごく飛び交っていて、素敵な空間で選手たちが野球を心から楽しんでいるのを感じました」

選手を近くで支える姿

ファームの試合では、井上監督が選手のMVPを選んで、食事券をプレゼントするようなユニークな取り組みも行なってきました。

安藤「エンタメ性もあるんだ。すごくおもしろいなって思いました」

選手に話を聞くと「寄り添ってくれる」「やる気にさせるのが上手い」という意見をたくさん聞くそうです。

安藤「時には選手目線に立って言葉を、試合を楽しむ雰囲気を作ったり、すごいなって思います。『俺は監督だ』っていうだけじゃなく、選手に寄り添う姿勢が本当に素敵ですよね!」

新しいスローガンに込めた思い

井上監督に対する安藤のもうひとつの印象は、「選手を下の名前で呼んでいる」ということです。選手との距離の近さも、井上監督の大きな魅力のひとつのようです。

安藤「選手時代には選手会長としていろんなイベントを提案したりなど、何かを作り出す力もある方だと思っているので。来シーズンのドラゴンズがどうなっていくのか楽しみです」

ドラゴンズの新しいキャッチフレーズは「どらポジ~Very Positive Dragons」に決まりました。

安藤「『どんなときもポジティブに!』。そんな井上新監督の思いがギュギュっと詰まったスローガンだなと思います。私もどんなときもポジティブに応援し続けたいです」

井上監督とドラゴンズの選手たちが、来季はどんなシーズンを見せてくれるのか、今から楽しみですね。
(minto)
 

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