食べられる食器類はいかが?
年末年始に向けて、親せき一同が集まったり、友達等とパーティーをしたりする機会も増える季節。厄介なのが、使い終わった後の食器類や食べ物が入っていた器です。もしこれらを食べることができたら、洗う手間が減らせられます。12月18日放送のCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』では、食べられる器について、塩見啓一アナウンサーと小高直子アナウンサーが紹介します。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くカトラリーだけでなく器も食べられる
こどもたちも学校が冬休みに入り、友達同士で集まる機会も増えてくる季節です。
小高「食器も食べられるようにするというのが、注目されているそうですよ」
塩見「あ、なんか食べられるスプーンがあるって聞いたことがあります」
以前、この番組で紹介した食べられるスプーン「PACOON(パクーン)」以外にも、皿などの食器でも食べられるものがあるそうで、しかも複数の会社などから発売されているそうです。
例えば、お弁当によく使う仕切りカップなどを製造している大阪の「木村アルミ箔株式会社」は、「食べれるうつわ野菜シリーズ」という商品を開発しています。
海苔・おぼろ昆布・大根・人参・カラフル大豆で作られたお弁当など用のおかずカップを販売。「海苔や昆布ならおにぎりや寿司に合いそう」と塩見。
野菜カップも、副菜などを入れればちょうどよさそうです。
東海地方にもメーカーが
放送エリアである愛知県碧南市でアイスクリームのコーンやトレーなどを製造している「株式会社丸繁製菓」は、「イートレー(eat tray)」シリーズを展開。これも人気を集めています。
塩見「あ、そうか。イート(食べる:eat)と、トレー(器:tray)を掛け合わせたんですね」
小高「耐水性と強度と食べた時のおいしさを両立させるための研究に2年の歳月をかけて開発された商品で、水分の多い料理ものせることができるんですって」
こどもたちが大好きなカレーはもちろん、クリームたっぷりのケーキも安心してのせられるのでパーティーにはもってこいです。
洗い物でも一工夫できること
食べられる器ではないものの、塩見は洗い物で気を付けていることがあるそうで…。
塩見「油たっぷりのお皿ってあるじゃないですか。家族みんなで片付ける時に、重ねないようにしている。重ねると、お皿の表と裏、両方が汚れるじゃないですか。
そうすると、余計に洗剤とか水を使うことになるから。これを教えてくれたのはある料理人の方で、重ねたら手間だと教えられました」
パーティーや集まりなど、楽しい機会も増える季節ですが、後片付けの手間を減らしてゴミも減らせる食べられる食器やカトラリーを試してみてもいいかもしれません。
使い捨て食器を使うときも、できるだけ自然に還る素材のお皿を利用したり、洗い物をする時も、油や汚れを直接流さないようにしたりなど、できることはあります。
ぜひ、環境にも配慮して楽しんでみるといいのではないでしょうか。
(葉月智世)