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中日・細川成也、自身の成績を球場ごとに分析していた!

中日・細川成也、自身の成績を球場ごとに分析していた!

12月14日放送のCBCラジオ『若狭敬一のスポ音』では、中日ドラゴンズの細川成也選手のインタビューを放送しました。球場別の成績を確認したところ、得意な球場と苦手な球場があったと明かした細川選手に、若狭敬一アナウンサーが尋ねます。

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好印象のマツダスタジアム

2年連続規定打席到達を記録している細川選手。球場別に打率と本塁打数を調べたところ、得意な球場と苦手な球場がはっきりしたとのこと。

細川「バンテリンドームが意外に好きで、よく打てていると思うのがマツダスタジアムと甲子園球場ですかね」

マツダスタジアムが好きな理由は、バンテリンドーム同様にボールが見やすいこと。もうひとつは、細川選手にとって「メジャーっぽい雰囲気がすること」だそうです。

マツダスタジアムでの成績は、2023年が打率2割4分4厘。ホームラン2本。今年は打率3割9分1厘、ホームラン4本。球場別でみるとトップでした。

細川「今年は終盤もホームランが打てて良い印象がある球場ですね」

音がいい甲子園

阪神甲子園球場では、昨年2割1分4厘でホームランは4本でしたが、今年は3割1分でホームランは3本と、成績がアップしました。

細川「甲子園球場は風があるから守備が難しいんです」

本拠地バンテリンドームで慣れているため、風への対応が難しいと語る細川選手。さらに甲子園球場の場合、天然芝にも気を使うとのことです。
その一方、こんな感想も。

細川「打った時の音が透き通った感じというか、他の球場より響くような感じで好きですね」

すぐに入る神宮

そして明治神宮野球場では昨年1割8分2厘、ホームラン2本と苦しみましたが、今年は3割4分5厘、ホームランは4本。

細川「神宮は滅茶苦茶狭いんで、バンテリンだったらフェンス前で捕られたってやつが全部入ってくれる印象があります」

契約更新の時に、球団から要望を聞かれた細川選手、「バンテリンドームにホームランテラスが欲しい」と答えたそうです。

ちなみに東京ドームの成績は、昨年は2割6分8厘、ホームラン2本でしたが、今年は1割6分2厘でホームランは1本のみです。

スライダーがすごい

東京ドームは苦手な球場となるようですが…

細川「東京ドームは感覚的には嫌ではないんですけど、菅野(智之)さんとか、いつも同じスーパーピッチャーが来るんです。なんとか打てないかと思うんですけど、やられちゃうんですよね」

細川選手が現役で対戦したピッチャーで、15打席以上は22人。

その中で2番目に苦手とする菅野投手を相手に33打数3安打、ホームラン1本。打率は0割9分1厘とその苦手ぶりが目立ちます。

菅野投手はどんな球種でもコントロールがいいと評する細川選手。特にスライダーは絶品で、ゲームセンターにあるハイパーホッケーが壁に当たって曲がるイメージだとか。

細川「初めて対戦した時、すごい曲がると思ったんですよ。あんなんどうやって打つんだ?っていう感じです」

天井から来るカーブ

昨年は、メジャーから横浜DeNAベイスターズに移籍してきたトレバー・バウアー投手にも苦しめられたそうです。

細川「バウアーはカーブがすごすぎてびっくりしました。天井から落ちてくるぐらいで、なんだこれは?と思いました」

曲がり方は違いますが、バウアー投手と似た系統のカーブを投げるのがドラゴンズの小笠原慎之介投手だとか。

ちなみに数字で見ると、細川選手が3番目に苦手なピッチャーは巨人の戸郷翔征投手。対戦成績は15打数2安打、1ホームランで打率は1割3分3厘。

細川「フォークも良くて、なおかつスライダーも良いんで苦労しましたね」

笑顔でホームイン

最後に横浜スタジアムでは、昨年が1割7分1厘、1ホームラン。今年は1割4分、ホームラン0とのこと。ここも苦手な球場のようです。

細川「狭いんですけど、なんかダメなんですよ。横浜も毎回ピッチャーのローテ一緒なんですよ。東(克樹)さん。(アンドレ・)ジャクソンとか(アンソニー・)ケイとか本当に嫌です(笑)」

細川選手が最も苦手なピッチャーはDeNAの東投手で、25打数で2安打、0割8分。いろいろ対策を講じても結果が出なかったそうです。
例えば外のチェンジアップでやられていたのでマークすると、今度はインコースのカットボールで攻められたり…。

打てない原因は東投手のコントロールの良さに加え、キャッチャーが山本祐大捕手だということを明かす細川選手。実は山本捕手とは同級生で、DeNAの二軍を過ごした下積み時代からの仲。
そのため山本捕手はいやらしく攻めてくるとか。

細川「試合前に『お前には絶対打たせない』って言われるんで、『絶対打ってやる!』って言ってるんです。
バンテリンでホームラン打った時には、ホームベース踏む時にニコッとしてやったのが爽快でしたね」

細川成也選手、来年も爽快なホームランをたくさん打ってくれることを期待しましょう。 
(尾関)
 

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