ドラゴンズ秋季キャンプ、「紅白戦」で気迫満点のプレーを見せた注目選手は?
『あんななのなななっ!』(CBCラジオ)』は、ノリと勢いとラッキーで生きてきた“あんなな”こと安藤渚七が、あんななな、こんななな、なないろなななを届けるゴキゲントークバラエティ。11月17日放送の「ななのイチオシドラゴンズ」のコーナーでは、ナゴヤ球場で行なわれている「中日ドラゴンズ秋季キャンプ」の速報を西村俊仁アナウンサーが伝えました。最終クールの初日となったこの日は一般公開デー。なんと「ピッチャーとキャッチャー不在の紅白戦」が行なわれたそうです。
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9時半のスタートの時点で、球場の外まで開門を待ちわびるファンの列ができていたこの日の練習は「紅白戦」形式。しかも「ピッチャーとキャッチャーが不在」の、7人制の紅白戦です。
安藤は「どういうこと?誰が投げるの?守るの?」と理解が追い付かない様子。
ピッチャー不在の秘密は、変化球を投げられる「カーブマシーン」。
西村「マシン打撃で、守備もちゃんとついて、ランナーも走ってという試合さながらの動きです」
キャッチャー不在は、動ける野手が少ないことが理由だそうです。
「チーム石垣」VS「チーム宇佐見」
紅白戦は、「チーム石垣」VS「チーム宇佐見」の戦い。
「チーム宇佐見」は、1番センター濱、2番LGツインズのイ・ジュホン、3番ショート龍空、4番サード星野、5番ファースト宇佐見、6番セカンド樋口、7番ライト山浅。
「チーム石垣」は、1番ファースト福元、2番センター上林、3番セカンド板山、4番サード石垣、5番レフト加藤(竜)、6番ショート川上、7番ライト日渡というラインナップです。
結果は、6イニング 11対6の乱打戦。両チーム14人の野手でトータル30本のヒットが出て、チーム石垣が勝利を収めました。
発案者は落合英二2軍監督
どんなボールが来るかわかっている中でどう対応するか、わかっているから打ちに行ってしまう中で、自分をどうコントロールして、どう結果に繋げるのか。ここが重要なポイントとなる練習だったそうです。
この紅白戦を発案したのは、落合英二2軍監督。
西村「日曜日でファンの皆さんが見てる中で、ただ練習を見せるだけじゃなくて、ちょっとエンタメ性があった方がいいよねというところもあって、今回こういった試合形式の練習になったということでした」
ヒットをもぎ取るガッツ!
安藤「にしっち目線で、この選手が面白かったなとか、いいプレー出てたな、みたいな選手はいましたか?」
西村「もうね、早くも来年のキャンプ、そしてシーズン開幕が楽しみになる選手がいましたね」
その選手は!?
西村「加藤竜馬選手です」
安藤「出た!やっぱり!?」
この日、加藤選手が打席に立ったのは5回。5打数の4安打です。
西村「いずれも全部シングルヒットではありました。ただ、ファーストに倒れ込むようにして『何とかヒットをもぎ取ろう!』というショートの内野安打もありました」
全面にあふれるガッツと打席に向かう風格に、細川成也選手っぽさがあったといいます。
思い切り振りきるバッティング
バットを合わせてヒットゾーンに持っていくのではなく、とにかく思い切り振る!という加藤選手のバッティングは「見ていて気持ちがいい」と西村。
加藤選手は「ヒットが出た、ファンの皆さんの前でプレーできたことはすごく楽しかったが、手応えとしてはまだまだ。どうしても打ちに行ってしまって、体が前に行ってしまう部分もあるので、その辺りは今後の課題」と語っていたそうです。
安藤「楽しみ。ピッチャーから転向して、やる気も十分。ガッツあふれるプレーが見られると、ファンも楽しみですね!」
この日、勝利した「チーム石垣」を応援していた1塁側のスタンドにいた方の中から、抽選で20名にサイン色紙がプレゼントされたそうです。
エンタメ要素をふんだんに盛り込んだ、この日の練習でした。
(minto)