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激闘といっても過言ではなかった…名古屋グランパスのルヴァン決勝内容

激闘といっても過言ではなかった…名古屋グランパスのルヴァン決勝内容

名古屋グランパスは、11月2日に国立競技場で開催されたルヴァン杯決勝戦において、アルビレックス新潟と対戦し、PK戦の激闘を制して優勝しました。11月8日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、現地で応援中に何度かテレビカメラで映されたパーソナリティの城所あゆねが決勝戦の模様を振り返りました。

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激闘の末2度目の優勝

ルヴァン杯では、2021年以来2度目の優勝を飾ったグランパス。PKまでもつれ込み、激闘を制して3年振りにタイトルを手にしました。

ゴール裏で吠えまくっていた城所は、テレビ中継で全国に何度も放映されてしまいました。

城所「私、応援している時は可愛い顔じゃないですよ。映るなら可愛く映りたかったけど、応援中にそんな余裕はない(笑)」

試合は、グランパスが前半31分に新潟GKのパスミスを見逃さなかったFW永井謙佑選手が先制、前半42分にも永井選手が追加点で、前半を2-0で折り返します。

しかし後半26分、新潟のFW谷口海斗選手にヘディングでやられ、失点。新潟ペースの中、後半アディショナルタイムに更なる試練がグランパスを襲いました。

グランパスのエリア内でMF中山克広選手が新潟のFW小見洋太選手を倒し、PK献上で同点ゴールを決められ2-2。90分では決着できず延長へ突入します。

延長前半3分、中山選手が自分のミスを取り返す勝ち越し弾を決め3-2にするも、延長後半6分に新潟の小見選手がまたもやゴールを決め3₋3に。
決着つかずPKとなり、5-4で制したグランパスが優勝しました。

観れたゴールはPKだけ

まず城所が切り出したのは、ゴールが決まった位置について。

城所「PK戦以外は、全部相手側ゴールでシュートが決まってるんです。全部で6点(グランパス3点・新潟3点)決まってるのに、全部新潟側って…そんなことある?って思った」

その分、PKはグランパス側ゴール裏で行われ、熱い応援でGKミッチ・ランゲラック選手の後押しができたんじゃないかと分析していました。

「永井選手、2ゴールよくやった!」(Aさん)

前半に2点決めた時点で、城所は内心「ハットトリック(1試合3点決めること)もあるんじゃないか」と期待したそう。

後半35分に永井選手は交代でベンチへ下がりましたが、前半のいい流れが後半も続けばよかったものの、後半は新潟ペース。

それでも、後半アディショナルタイムにPKで同点になる前まで「これでグランパス勝利だろう」と思っていただけに、残業(延長)となった時にそう甘くないと思ったとのことでした。

好セーブにPKを蹴る大活躍

グランパスが今大会、PK戦にもつれ込んだのは準々決勝(vsサンフレッチェ広島)以来。

この時も、ホーム&アウェイで第1戦・第2戦の合計得点の結果で延長、さらにPKとなり、壮絶な激闘でした。

城所「私も、広島まで観に行ってたけど、さすがにこれを超える試合はもうルヴァン杯ではないと思ってたのに、決勝はこの準々決勝を超えて来たよね。っていうか優に超えてた」

PKでは、新潟先攻でお互い1人ずつ蹴りましたが新潟の2人目キッカー(FW長倉幹樹選手)が失敗。

その後、グランパスの2人目キッカーに登場したのがGKランゲラック選手でした。
準々決勝でもPK戦で相手を止め、自分で決めて活躍していましたが、今回のPKもしっかりゴール。試合中も数々のセーブを連発して、見事MVPに輝く素晴らしい活躍に、感動したサポーターも多かったでしょう。

「ミッチ(ランゲラック選手の愛称)のためにルヴァン優勝を」と一致団結し、達成したグランパス。

なお、9日にアウェイ・県立カシマサッカースタジアムで行われたJ1 第36節・鹿島アントラーズ戦は、0-0の引き分けでした。
次の試合は、30日にホーム・岐阜メモリアルセンター長良川競技場で行われるJ1 第37節・サガン鳥栖戦。最終節のアウェイ・横浜F・マリノス戦で今季終了です。
(葉月智世)
 

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