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いつかスマホも懐かしく? “エモい”デジカメ写真が令和世代の若者に人気!

いつかスマホも懐かしく? “エモい”デジカメ写真が令和世代の若者に人気!

『アナののびしろ』(CBCラジオ)、これから“のびしろ”がありそうな、気になるものを紹介する「中村彩賀のどうにもとまらない」のコーナー。11月1日の放送では、若者の間で流行っているという「デジカメ」を取り上げました。スマホで手軽に写真を撮ることが当たり前の世代に、なぜデジカメが人気なのでしょうか。

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「平成レトロが令和のブームに」

「最近のiPhoneって、画質がすごくいいじゃないですか。でも昔のデジカメってちょっと画質が粗くて暗くて、エモい、みたいな。最近の言葉で言うと」と中村彩賀アナ。

デジカメ写真のエモさ。これが若者の間でデジカメが流行っている理由です。

つまり若者が求めているのは、最新型のデジカメではなく、自分たちが小中学生の時に流行っていたような古いデジカメ。メルカリでの売買も盛んにされています。

「『平成レトロが令和のブームに』っていう言葉があるんですよ」と自信満々の中村を、「どこのインターネットから拾ってきたの?」と茶化す佐藤楠大アナ。

あの頃がもう「レトロ」に?

佐藤「でもさ、平成もレトロだね、もう」

中村「昔っていう感じになっちゃったんですねー」

まだ令和6年なのに、すでに平成が「レトロ」扱いされてしまうとは……

佐藤「自分たちの小中学生時代が“レトロ”っていわれるの、どう?」

中村「ええー! どう?」

佐藤&中村「どう!?」

自分たちのこども時代のものが、すでに「レトロ」扱いされる微妙さに気付いてしまったふたりです。

盛れない写真は意味がない

デジカメで撮った写真のよいところは「全体的に暗くて質感が少しぼやけているため、思い出感のある、少し色あせたような味がある仕上がりになる」ということ。

今の携帯カメラは光のバランスや画質が格段に良くなっていますが、実はそこに落とし穴があるようです。

中村「画質が良すぎて、顔が鮮明に映るじゃないですか。女の子からしたら盛れないんですよ。もう、そのまま写るし。盛れないんですよ、女子は」

「盛り」全盛の時代。良すぎる画質は、女子にとって無用の長物なのだとか。

フィルムカメラとデジカメの違い

一時期「フィルムカメラ」も若者から人気がありましたが、「撮ってすぐ見れない」「枚数に限りがある」というところがデジカメと違うところ。

デジカメは撮った写真をその場ですぐ見ることができ、枚数も多く撮ることができます。また携帯にすぐ取り込めることもできるという部分もポイントです。

そして画質にも大きな違いがあるようです。

中村「フィルムは『ザザザザザ』みたいな感じ、わかります? 画質が」

残念、この表現は佐藤には伝わりませんでした。

中村「フィルムは置いておいて。デジカメがいいっていうのが最近の流行りなんです、若者の中で」

フィルムカメラの説明はあきらめた中村です。

スマホを懐かしく思う時代は来る?

それでは今回のまとめ「彩賀のどうにもとまらないポイント!」。

中村「いつかスマートフォンを懐かしいと思う時代が来るかもしれません!」

佐藤「決まったー!」

中村「このフレーズを思いついた瞬間、『やった!』と思いました。かっこよくないですか?」

佐藤「いや、でも本当にその通りだと思う」

この決めゼリフに、佐藤は深く納得した様子。

大人の心にダメージ?

佐藤「ちょっと前まではフィルムカメラが流行ってた。今はデジカメが流行ってる。少し前のものも、だんだんだんだん楽な方に行ってるじゃん。そうなってくると『スマホの時の画質が懐かしい』って風になるんじゃないかって思ってることでしょ」

中村「そそそそそそそ! 『昔のiPhone 16を掘り起こして……』みたいな」

今の最新型がレトロになる。そんな日は必ずやってくるでしょう。

佐藤「当時、デジカメやフィルムカメラを使っていた、私たちより大人の世代に『懐かしい』って。わりと心にダメージを与えてるんじゃないかってことに今気づいたね」

中村「確かに。『昔のやつ、めっちゃいいですね』みたいな(笑)」

「いつかスマートフォンを懐かしいと思う時代が来るかもしれません」

この言葉に「懐かしいものに対する言葉の使い方を考えようかなと思いました」と、なぜか反省しきりの佐藤と中村でした。
(minto)`
 

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