ファッションは「自己暗示」?似合わない服を似合うようにする着こなしの極意
「あっ、これいいかも」と思った洋服を、いざ試着してみるとビックリするほど似合わない。こんな悲しい経験はありませんか?10月23日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)、この日のテーマ「思った以上に〇〇でした!」には、「思った以上にワンピースが似合いませんでした!」というリスナーAさんからの投稿が寄せられました。そんなAさんに、北野誠がファッションアドバイス。似合わないと思った洋服を似合うようにすることはできるのでしょうか。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く大木?クリスマスツリー?
「先日、洋服を買いに行きました。今年はジャンパースカートや、前のボタンを開けて羽織れるシャツタイプのワンピースが多く出ていました」(Aさん)
いつもパンツルックのAさんですが、「ワンピースはウエストが楽ちんそう」と思い立ち、チャレンジしてみることに。早速、試着室へ向かいました。
まずはジャンパースカートから。
「なんかストンとしたシルエットで、大木が立ってるように見えました…」(Aさん)
ジャンパースカートは似合わないな。そう思ったAさんは、続けて緑色のシャツワンピースに挑戦しました。
「クリスマスツリーかと思うほどどっしりして見えました…」(Aさん)
大木にクリスマスツリー。
Aさんはジャンパースカートやワンピースを着た自分が、どうしても「木」に見えてしまったようです。
目が泳ぐ店員さん
「ダメだ…全然似合わない」。こんな顔をしたAさんに、「い…いけますよ」と勧める店員さん。
「お前!目が泳いでる!目が泳いでた、今!」(Aさん)
店員さんの動揺も伝わり、結局Aさんはジャンパースカートとシャツワンピースを試着しただけ。購入はやめてしまいました。
「私は思ってた以上にワンピースが似合わないんですね、ガッカリです」(Aさん)
今年はいつものパンツルックから抜け出して、流行りのワンピースを着てみよう!
洋服屋さんのラインナップを見てそう思い立ったのに、鏡に映る自分に幻滅して買うことができなかったというAさん。
そんなAさんに、北野誠からファッションアドバイスがおくられます。
安いワンピースを1日着てみる
北野「言葉を返すようですけど、ワンピースはね、自分でも『似合わんやろな』と思って試着室で着るでしょう。あのね、試着だけじゃダメなんですよ」
試着だけじゃダメとは?
北野「一度、1日着てみるってことです。買って、1日着てみる」
ファストファッションでワンピースを買って長い時間着てみることで、ワンピースの良さがわかってくる。
高額なワンピースをいきなり買わずに、安いワンピースを家の中で着てみることから始めてみる。
これが北野の主張です。
自分の目に自分の姿を慣らす
この北野のアドバイスに、「うんうんうんうん、そうですね」と松岡亜矢子も納得の様子。
松岡「自分の目に、自分のワンピ姿を慣らすっていうことですよね。『私はワンピースを着てる、着れる』みたいなね」
北野「そうそう。暗示なんですよ。服なんて所詮、暗示ですから。自分を洗脳するんですよ。『似合うって』ってね」
「服は暗示」。何やら格言めいた言葉が飛び出しました。
松岡「色もそうですよね。『こんな色似合わないかも』と思っても、1回着てみる。安いお洋服を買って、着てみる」
北野「というのが大事やと思いますよ。一度、安いのを買って家の中でウロウロしといてください」
気になるけれど似合わない。そんな服があったら、まずはその安いバージョンの服を買って、家の中で1日中着てみる。
まずはここから始めてみてはどうでしょう。
(minto)