リーグ戦と同時進行のルヴァン杯。名古屋グランパスはどう戦う
J!リーグ戦と同時進行でルヴァン杯準決勝を戦っている名古屋グランパス。ルヴァン杯準々決勝では第2戦で劇的なPKで勝利しており、サポーターには決勝進出への期待が高まっています。10月11日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、パーソナリティの城所あゆねが、ルヴァン杯準決勝第1戦について振り返りました。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く前半は押していた福岡戦
まず話題にしたのは4日にアウェイのベスト電器スタジアムで行われたJ1第33節・アビスパ福岡戦。残念ながら0₋1の敗戦でした。
「前節(J1第32節)からメンバーの入れ替わりもありましたが、試合立ち上がりからチャンスは多く作れていたと思います」(Aさん)
城所「そうね、チャンスは作れていたけども、先制していれば…ってところ。もう、たらればになるから仕方ないんだけど。でもあれだけチャンスがあったのに決めきれないかっていうのが」
そう、グランパスは前半から一方的に攻勢をかけており、ゴールチャンスも多かったのは事実。どれか1つでも決まっていれば試合の流れは大きく変わったはずです。
しかし、様々な要因に左右されるのがサッカー。試合をおこなうピッチの状態・その日の選手の組み合わせや体調・運・両チームがどのタイミングで交代を切るかなどによって流れが変わることは珍しくありません。
この日の試合は、後半に大きく流れが変わりました。
ゴールポストに嫌われた不運
後半の試合展開については、こんなメールも。
「後半、一瞬の隙を突かれて(失点して)しまいましたね。FWキャスパー・ユンカー選手のシュート!ゴールポストとバーに2回当たっていて、それがもし入っていてくれたらと思いました」(Bさん)
城所「本当にそうなの!『えっ?これゴールじゃない?』ってって思うくらいのシュートだったんです。半分くらいボールは入ってたけど、でもルール上ボールが完全に中に入らないとゴールとして認められないから」
現地で応援していた城所、決まったと思ったのに僅かな差で入らなかったゴールを目の前で見て感情が高ぶり、「正直負けた気がしなかった」と続けます。
試合自体は後半25分、アビスパ福岡がMF松岡大起選手を入れたあたりから相手側に流れが傾き、後半43分、DF小田逸稀選手に被弾したのでした。
ルヴァン杯は決勝に向けて前進
そして9日に日産スタジアムで開催されたルヴァン杯プライムラウンド準決勝第1戦。横浜F・マリノスを相手に、3-1で勝利しました。
「3得点とも、ヘッドでしたね」(Cさん)
ヘッドでの得点続きもさることながら、この試合で活躍したのは今夏FC東京から期限付き移籍でグランパスへ加入したDF徳元悠平選手。この3得点全てのアシストをし、勝利に大きく貢献しました。
城所「みんなもう決勝だ!ってノリだけど、まだ第2戦が残ってるから。第1戦との得点合計で決まるから、気を抜かずに」
いくら第1戦で勝利しても、得点差は2得点。ひっくり返ることも想定されます。
とは言え、13日の準決勝第2戦は、グランパスのホーム・豊田スタジアムでの開催だからこそ、サポーター一丸となってチームを後押しできるのも好材料。
一方リーグ戦は19日にホーム・豊田スタジアムでJ1第34節・コンサドーレ札幌戦。
リーグ戦は12日現在9位。少しでも順位を上げるためにも、勝利を期待したいところです。
(葉月智世)