9月27日放送のＣＢＣラジオ『北野誠のズバリ』のメールテーマは「正解がわからない」。世の中AかBか、〇か×か、正解がはっきりしていれば簡単です。ところがそうはいきません。その中間に正解があるところにおかしみがあり、また、悩むところでもあります。北野誠と氏田朋子が、正解に悩む投稿を紹介します。

妻の正解

夫婦間、特に夫にとって妻の言動がよくわからないというケースあります。
妻が作った味噌汁を自分で配膳し忘れたのに、なぜか怒られるという夫のAさん。

「『私は必ず汁物を作ってるんだから、なかったら言ってよ！せっかく作ったのに！』と怒る妻。

だから、みそ汁がない時に『今日みそ汁は？』と聞くと、『今日くらいなくてもいいでしょう。忙しいんだから！』。

みそ汁がない時にどう問いかけるのが正解なのでしょうか？何もせず怒られるのが正解なのでしょうか？」（Aさん）

北野は「怒られときましょう」とお手上げ。理屈でなく、妻のその日の気分、お疲れ具合で、日々正解は変わってきます。

氏田「静かに台所に見に行ったらどうですか？怒るかどうかは、その時の気分ですからね」

結局「台所へいって今日何があるのか、冷蔵庫で飲み物を出す感じで事前に見にいく」ことが正解だと結論づけられました。

スライムの正解

妻よりわからないのがこどもです。

「うちの下の子はスライムが大好きで、形を作り『ママこれなあに？』と言われる。…わからん。

正解は綿あめ。『これは？』『もち』『正解！』…違いがわからん。
『じゃ、これは？』『犬』『違う、猫』『これは？』『鳥』と言ったら『フライパン』…わからん！
スライムってやめてくれないかな思う時があります」（Bさん）

北野「こどもはそんなもんです。当てなくていいです。むしろ間違えて上から目線で（正解を）言われる方がいいです」

言ってることはめちゃめちゃですが、こどもはかわいいです。

おすすめの店は？

「正解がわからないのは『今度名古屋行くんだけど、どこかおすすめない？』と聞かれたときの返事。

知人は特に趣味はなく、美術館、博物館の類はほぼ響かない。名古屋めし系の店を教えると『せっかくなら地元のマイナーな店がいい』と注文をつけてきます。

ならちょっと足延ばして岡崎来る？と聞くと『できれば地下鉄でいける範囲で』と言います。こういう奴に対して、何をどう返事するのが正解なのか、さっぱりわかりません」（Cさん）

平日はこの番組のために名古屋で生活している北野にも、同じことがよくあるようです。

北野「地元のマイナーな店って名古屋名物やってるかどうかわからないです。せっかくなら名古屋めしの方がいいです。東区の泉あたりで個人的な店を教えたとて、『これ名古屋飯か？』『いや、メキシコ料理や』『なんで名古屋来てメキシコ料理連れて来たんや』となる。
それならひつまぶし系、あんかけ焼きそばとかの方が絶対いいです」

この質問はよくある上に難しく、今なら「自分でネットで探して」と思うそうです。

胸元を見たい時は…

最後は男性の悩み、というか、スケベ心からくる戸惑いのようなものです。

「胸の豊かな女性が正面から歩いてくると、クールを装いながらも胸元を見てしまうのは男の性ですよね。しかし、どんなにクールを装っても、女性は見られていることに気が付いているとはよく聞く話です。

先日も遭遇した女性。正面から歩いてきます。自分は両目とも視力2.0です。かなり遠目からも胸元が豊かなことを確認しました。
しかし、近づくにつれて、マズイ、このままなら見ていることに気付かれてしまうと思い、額の汗を拭くふりをしながら、視線は胸元にロックオン。

しかし、これでは筋金入りのドスケベ野郎と思われているかと思い、視線を下に向けるも、ガン見していたことを証明するものでないかと、そんなわずか何秒かの間にものすごい葛藤があります。

胸元の豊かな女性とすれ違う際は、どのような行動をとれば正解でしょうか？ホントにわかりません」（Dさん）

氏田「心の葛藤がすごいんですね（笑）。気付いて欲しいから、そういう服着ているんとちゃうと私は思いますけどね」

北野「それは女性が言うのは許されますが、僕らが言うと今はアウトです。でも、ちらっと見てしまいますね」

最後、北野は「Dさんは、巨乳を見るためだけに2.0の視力を発展させて維持させている、そう考えたらめっちゃスケベ」ときっぱり断定しました。
（みず）