モー娘。牧野真莉愛、「イヤモニ」で人知れず苦労
9月14日より「コンサートツアー秋 WE CAN DANCE !」をスタートさせ、全国を巡っているモーニング娘。'24。9月23日放送のCBCラジオ『モーニング娘。'24 牧野真莉愛のまりあん♥LOVEりんですっ♥』では、メンバーの牧野真莉愛が、ツアーの必需品である衣装とイヤモニ(イヤーモニター)の話を披露しました。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴く衣装を選ぶことに不安も
今回のツアーでは、衣装を1着だけ好きに選んでいいということになりました。
通常はセットリストにあわせて衣装は決まっており、自分でセレクトできる機会はないため、珍しいことだとか。
牧野「『好きに選んでいいよ』ってスタッフさんに言われた時に、いや逆に選べないよってなっちゃった」
衣裳部屋には200着以上置いてあり、トップスからワンピース・ボトムスなど多種多様なものが用意されていたそう。急に言われたことで、自分にはセンスがないし…と不安になった牧野。
まずは部屋を3周して全部チェックした上で、いくつかアイテムを選んだ結果、スタイリストが合わせる小物や組み合わせをアドバイスしてくれたとのこと。
この番組を収録している時点ではツアーはまだ始まっておらず、「実際に選んだ衣装を着るのが楽しみ」とのこと。
イヤモニ着用で期待していること
また、今回のツアーでは全会場でイヤモニをしているそう。
イヤモニは、自分やメンバーの声・演奏をしっかり聴くために欠かせないアイテムです。
イヤモニがないと会場内の大声援で演奏やメンバーの声が聴き取れず、歌などが遅れる恐れがあります。
モーニング娘。の場合、ホールツアーではイヤモニは使用せず、日本武道館や横浜アリーナなどの大会場で使用しているそうで、全会場で使用する今回のケースは珍しいとか。
牧野「つけてるのとつけていないので何が違うかというと、イヤモニは細かい音もしっかり拾うの。だから歌が上達しそうなのと、ステージ上のスピーカーがなくなって広くなるから、今までとは違うフォーメーションができそう」
他のメンバーの声もクリアに聴こえるため、歌が上手なメンバーの声を聴くことで自分の歌もレベルアップするんじゃないかと期待します。
耳が小さいことで苦労も
イヤモニは、各自の耳に隙間なくぴったり合うように作られています。
朝のリハなどでは、まだ耳が完全に起きていないためにイヤモニが耳にフィットしないこともあるとか。
実はイヤモニを作るために、事前は耳の型を取るそう。型を取っている間は顎も動かしてはいけないくらいそうですが、牧野の場合は耳が小さく、3回作り直すほどだったとか。
モーニング娘。では「コンサート中はイヤモニを外すのは禁止」というルールがありますが、そのおかげでちょっと大変な目に遭ったことも…。
牧野「一度、他のメンバーのイヤモニを間違えてつけたことがあって。本番中でアンコールに向かう時だったから、急いでるでしょ?誰かの卒業コンサートだったんだけど、イヤモニを入れようとしても真莉愛の耳は小さいから入らないの。間違えた相手は気付いてなくて、真莉愛のイヤモニが小さいから入った」
何とかその場を乗り切り、舞台袖に戻った際にイヤモニに刻まれたイニシャルを見て誰のものか判明。野中美希さんのものだったとか。
イヤモニには、スタッフからの連絡事項も入ります。「○○さん、●●さんのマイク持ってる」など、自分に関係ない情報が入ることもあれば、ハプニングが起こった時に知らせてくれるなど、何かと役に立っている一面も。
「コンサートは歌やフォーメーションを覚える以外にもいろいろな準備をしている」と明かす牧野でした。
(葉月智世)
セットリスト:
M1 モーニング娘。'14「笑顔の君は太陽さ」
M2 モーニング娘。'15「夕暮れは雨上がり」