もはや「配信テロ」?いつでもどこでも生配信しちゃう人たち
9月24日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)、この日のテーマは「まいりました」。地鎮祭で衝撃の光景を目撃したというのは、建築業を営むリスナーAさん。それは「地鎮祭を配信する若者たち」でした。何でもかんでも配信する時代。もし自分の隣で急に配信が始まったら、あなたはどうしますか?
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地鎮祭に施工業者代表として出席したAさん。施主家族は、おじいさん、ご夫婦、20代の女の子、10代の男の子でした。
「こども2人がスマホを持ってウロウロし始めました。男の子が『はい、今からねー、ちょっと金持ちの地鎮祭というのをね、やってみたいと思います』と、いきなり配信を始めました。女の子は『いえーい!今日は外からだよ!メイクも日焼けしないようにね…』と、メイクに何を使ったかを説明し始めました」(Aさん)
厳かに執り行なわれるはずの地鎮祭で起きた、神事ならぬ珍事です。
増える「配信禁止」の張り紙
「配信をやめないこどもたち。一緒に来てもらった神主さんが引きつっておられました。最後に『何か映ってたら教えてね!』と言っていました。『そんな簡単に幽霊とか映るかボケ!』と思いました」(Aさん)
「神主さん、こんなんで配信されたらもうやってられへんな!」「やめてほしいな」と、あきれる北野誠と松原タニシ。
佐藤実絵子によると、今は病院や市役所など公共の場所のいたるところに「配信禁止」と書いてあるそうです。
いつでもどこでも配信を始めてしまう人が多いということかもしれません。
迷惑な「配信テロ」
佐藤「それだけみんな、突然始めるんですよ(笑)」
松原「怖いっすよね。配信テロやもんな、あれ」
何かを話しながら自撮り棒を持って歩く人が近づいてきたら、映らないように避けるようにしているという松原。
佐藤「確かに地鎮祭はやってる側が配信してるから、なかなかダメとも言いにくい空気ですもんね」
それでも神主さんや施工業者からするといい迷惑です。
神主さんも盛れちゃう?
北野「どこに配信してんのやろな?」
松原「フォロワー。YouTube、インスタライブとか」
佐藤「TikTok LIVEもありますからね」
佐藤によると、TikTok LIVEは「投げ銭が良い」のだとか。
北野「『じゃあ神主さんに今から祝詞をあげてもらおうぜ!いえーい』」
松原「加工もされてるから、神主さんもイケメンになってたり」
小顔でくりくりお目目の神主さん?意外と人気が出るかもしれません。
クレームも配信
北野「市役所とか病院で、何をTikTok LIVEやんのやろな」
松原「『離婚届を取りに来たぜ!』とか?」
佐藤が思いついたのは「クレーム」。
先日まで放送されていたドラマ『新宿野戦病院』(フジテレビ系)の中でも、担当者を「はい、これ配信しまーす」と脅す配信者の様子が描かれていたそうです。
北野「やってるやつが一番ヤバいよね。神主さんもおちおち祝詞をあげてられへんな」
面倒な世の中になったものです。
配信テロ vs 呪詛
北野「神主さんも土地を鎮めるんじゃなくて、そいつらを鎮めるための祝詞をあげてください。こういうとき、呪詛をかけられるやつの方が強いな」
松原「やっぱ呪詛は大事ですね」
北野「俺、呪詛覚えとこ、ちゃんと!」
まさかの呪詛に目覚めてしまった北野。
北野「俺、簡単な呪詛やったら覚えて使えるから大丈夫。ほんまにそんな場面になったら、そいつに呪詛かけようか」
松原「配信テロしてきた人間には使えるように練習しておきましょうか。いややもんな、妨害したいわ」
北野「練習しておきましょう。配信テロ vs 呪詛。臨・兵・闘・者…切ろう。九字切ろう」
配信者と北野の間で、ミニミニ『呪術廻戦』が始まりそうです。
(minto)