日刊ゲンダイによれば、意外な芸能人がアルバイト（副業）が話題となっているそうです。例えばタレントのYOUさんはテレビ番組でレストランでフロアを手伝っていることを明かし、オードリーの若林正恭さんはウーバーイーツで配達員をしていると告白、共演者を驚かせています。9月14日放送のＣＢＣラジオ『北野誠のズバリ』では、この記事を基に、北野誠と氏田朋子がリスナーの副業エピソードを紹介します。

こどもの頃の夢を実現

「芸能人のアルバイト、気持ちもわかります。私はこどもの頃なりたかった美容師になってみたいと時々思います。シャンプーして、『かゆいところありませんか？』と言ったり、鼻をかきかきしたりしたいですね」（Aさん）

氏田「こどもの頃の夢はありますね」

実際にやりがいを感じながらやっている方もいます。

「実は自分も大手ファーストフードで副業でバイトしています。最初は遠方で通学するこどもの生活費の補填で3年限定ではじめましたが、3年過ぎた今でも続けています。昼間の仕事は決まった数人しか話すことがなく、仕事も単調で退屈です。

自分で言うのもなんですが、バイトではなぜか他の若い子から人気があり、いろんな相談で頼られたりします。

『3年経ったからやめようかな』と言ったところ、『自分が卒業するまでやめないで』と言われうれしかったです。若い子たちから刺激をもらえ、小遣いになって役立っています」（Bさん）

北野「バイト先ではいい人。わかるねぇ。もう家に帰りたくないよね。人間は自分の居場所があったら、幸せ感じるんや」

確かに、自分を受け入れてくれる場所であればいいですね。

マンション管理

副業といっても、こんな仕事もあります。

「本来なら業者に頼めば済むことを、土日の余っている時間を使ってやっているのがマンション管理です。

掃除したり、階段の電球を替えたり、消火器を更新したり、結構やることがあります。それだけでも月3万ほどの節約になるので、楽しくてやっています。
雑用にお金をかけるのがイヤなので、やるのはいいことだと思います」（Cさん）

これなら歳をとっても長く続けられそうですね。

接客業はすべての基本

器用な人は副業をいろいろしているようです。

「自分も現役時代に副業をしていました。最初はピザ屋。特に経験はなかったのですがピザを作るようになりました。今では自分の得意料理のひとつです。

もうひとつはガソリンスタンドのバイト、これもすごく勉強になりました。接客業とはどういうものか、店長から徹底的にしごかれました。お客様より目線は下、心から微笑む、雨の日でも洗車の声掛けはする、『お前のファンを作れ』など、理不尽と思いつつもしごかれました。

本業は技術職で関係ないと思っていましたが、対人関係に結構活きてます。接客業はすべて仕事の基本になるのではないでしょうか？」（Dさん）

最近は、副業を認める会社も増えています。飛び込んでみれば、違う社会を知ることができるかもしれません。
（みず）