台風で試合中止!ルヴァン杯に向けて準備中の名古屋グランパス
8月24日、名古屋グランパスはアウェイに乗り込んだJ1第28節の湘南ベルマーレ戦で見事勝利を掴みました。しかし31日にホーム・豊田スタジアムで予定されていた29節のアルビレックス新潟戦は、台風10号の影響で中止となってしまいました。9月2日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、今後のグランパスについての投稿を紹介します。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く久々の三國選手のゴールで勝利!
まずは8月24日、アウェイのレモンガススタジアム平塚でのJ1第28節・湘南ベルマーレ戦を1-0で勝利したグランパス。
試合は前半7分、MF三國ケネディエブス選手のヘディングシュートで先制。その後は湘南が主導権を握る中、1点を守り切って無失点での勝利になりました。
城所「久しぶりのアウェイ勝利、なんと5月のサガン鳥栖戦(5月18日の第15節)以来となりました。この状況を思うと、よくサポーターは我慢したなと感じます」
三國選手のゴールは、4月21日の第9節・セレッソ大阪戦以来でした。
今回のヘディングシュートは、MF山中亮輔選手からのクロスを決めたもの。ゴール前には湘南の選手たちも多数いましたが、頭ひとつ背が高い三國選手がうまくクロスと合わせ、ゴールへ叩きこむという流れで、とてもきれいな形で決まったのも印象的です。
この試合は、アウェイ側ゴール裏以外は、すべて完売していたそうで、それだけ湘南サポーターが多く詰めかけたという証拠でもあります。
混戦模様の順位
Jリーグ各チームは、ホームゲームの際、スタジアムグルメをはじめ様々なイベントを開催しています。湘南戦では、夏休み期間ということもあって光の演出やハーフタイムの花火など、夏らしい演出で大いに盛り上がっていたとのこと。
試合内容には「言いたいことがないわけではありませんが、とにかく勝ったから結果オーライ」と城所も楽観的。リスナーからもメールが。
「貴重な勝ち点3を獲得しましたね。正直、試合内容はあまりよくなかったと思いますがどうですか?かなり混戦ですが、大丈夫でしょうか?」(Aさん)
城所「残り10試合、順位がどうなるかわからないよね。まだ気を抜くことはできない。だから皆さん、現地で応援していきましょう」
2日現在、11位のグランパス(勝ち点37)ですが8位のセレッソ大阪(勝ち点38)~17位湘南ベルマーレ(勝ち点32)までは、あまり差がなく1試合の結果で入れ替わるような状態。
28日には、グランパスにFWアヴェレーテ・イーブス選手の加入が発表されており、21歳のフレッシュな新戦力にも期待がかかります。
台風で試合が中止に
8月31日に予定されていたJ1 第29節・ホーム豊田スタジアムでのアルビレックス新潟戦は、台風10号接近のため中止。代替開催は9月18日の予定です。
この試合以外にも、J1・J2で複数の中止が出ました。
「安全第一ですね。次の試合に向けて、新加入の選手たちとしっかり連携を合わせておいて欲しいです」(Bさん)
今夏グランパスに新加入したのは、MF菊地泰智選手・DF徳元悠平選手(期限付き)・MFホセ・カラバリ選手と、前述のアヴェレーテ・イーブス選手(MF重廣卓也選手は期限付き移籍からの復帰)。
城所「これだけ補強があったけど、どういうポジションで、どんなフォーメーションを組むのか予測できないから楽しみ」
また「試合中止は、次のルヴァン杯に向けての休養と切り替えましょう」というメールもありました。
ちなみに4日にホーム豊田スタジアムで開催されたカップ戦、ルヴァン杯プライムラウンド準々決勝第1戦では、サンフレッチェ広島に0-1で敗れてしまいました。
8日に行われる第2戦も、エディオンピースウイング広島でのサンフレッチェ広島と闘います。
(葉月智世)