イタリアへ行ってみてわかった!本場のコーヒー文化
8月27日『ドラ魂キング』(CBCラジオ)は、イタリアに新婚旅行に行っていたパーソナリティの三浦優奈が、イタリアのコーヒー文化について語りました。コーヒーに凝っているという加藤里奈も興味津々の様子です。
関連リンク
この記事をradiko(ラジコ)で聴くイタリア式コーヒー
三浦「イタリアでコーヒーと言うとエスプレッソが出てきます」
加藤「エスプレッソって小っちゃいやつだよね。学生の頃初めて頼んでびっくりしちゃった」
普通のコーヒーは、コーヒーの粉をペーパーやネルのフィルターに入れ、お湯をかけて抽出しますが、エスプレッソは、極細に轢いた豆を金属のフィルターに入れ、エスプレッソマシンにセットして高圧力で一気に抽出します。
コーヒーのソースのような感じで、量が少ないため小さなコーヒーカップで出てきます。量は少なくても、三浦によれば大きなマグカップで来るカプチーノと値段は変わらなかったそうです。
エスプレッソとカフェラテとカプチーノはイタリアで生まれたコーヒーの飲み方。
カフェラテはエスプレッソに温めたミルクを入れたもの。
カプチーノはエスプレッソに、温めたミルクと泡立てたミルクを合わせたものです。
エスプレッソの飲み方は?
加藤「エスプレッソはちょっと苦くて。最初、飲み方がわかんなかったの」
三浦「本場の人たちはキュッて飲んで帰っていくんです」
加藤は、小さなエスプレッソのカップに合わせてチョビチョビと飲んでいたそうです。しかしイタリア人は、ショットグラスでお酒を一気に飲むようにグイッと飲んでいたんだそうです。
イタリアでは、夜になるとお酒を出すカフェのことをバールと言うそうです。イタリア人はそれぞれ行きつけのバールを持っており、いろんなシーンでエスプレッソを飲んでいるんだとか。
バールの数はイタリア全土で16万店舗ほど。イタリア人の9割がバールを利用しているそうです。
とにかくよく飲む
バールでコーヒーを飲むことはイタリアの文化になっているそうです。
朝、仕事前にまず行く。昼ごはん食べた後に行く。仕事の間に行く。仕事の終わりで行く。イタリア人はとにかくよくバールに行くんだとか。
バールに行くと立ち飲みが主流。キュッと飲んで、みんなで語り合いましょうという雰囲気だそうです。
基本はエスプレッソですが、1日のうちで飲む種類を変えている人もいるんだとか。
三浦「朝はカプチーノとかカフェラテとかミルクが多めで飲んだり。お昼とか夕方はエスプレッソでキュッ。食後もエスプレッソ。1日すごい飲むんですよ」
バールが多く、簡単にコーヒーが買えるので、飲みながら歩く人も多いと思いきや、イタリアでは飲みながら歩くのはマナー違反なんだそうです。
逆に考えれば、マナー違反だからこそ店が多いのかもしれません。
食後はエスプレッソ
最後に、マナー違反と言うほどでもないですが、地元の方はしないコーヒーの飲み方豆知識を披露しました。
夕食後、ミルクがたっぷり入ったカプチーノなどを飲むと、「まだお腹いっぱいじゃないのかな?」と思われてしまうそうです。
三浦「私たちは完全に観光客だからそれやっても何も言われなかったんだけど、地元ぶりたいんだったらエスプレッソです。私はカプチーノだったけど、夫は地元ぶってました」
新婚旅行から帰ったばかりの三浦優奈、イタリアのコーヒー文化について語りました。 (尾関)