“もしも”に備える!自宅にある「防災グッズ」を試してみた
進路をコロコロ変える台風10号の動きに注目が集まっています。何もないに越したことはありませんが、万が一の時に備えておきたいのはやはり「防災グッズ」です。8月27日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)、佐藤実絵子の情報コーナー「世界まるみえこ」では、佐藤が自宅に備蓄していた防災グッズを実際に試し、その結果をリポートしました。
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まずは尾西食品の「携帯おにぎりシリーズ」から。
尾西食品は、アルファ米を初めて開発した防災専門の食品企業。現在は亀田製菓のグループ会社です。
アルファ米とは、炊きたてのご飯を急速乾燥したもの。
この「携帯おにぎりシリーズ」は「おいしい!」と評判だったことから、佐藤は自宅にストックしていたそうです。
今回、佐藤が食べたのは「五目おこわ」。
佐藤「結論から言うと、本当においしい!防災食品の進化に感動した!普通のご飯とかわらないぐらいです」
箸がなくてもOK
ポイントは「おにぎり」であること。
佐藤「パッケージがよく考えられてて。切り口に1、2と数字が書いてあって、順番に切っていくと、パッケージを持っておにぎりを食べられます」
箸を使わなくても食べられるため、被災時には重宝する形状です。
この「携帯おにぎりシリーズ」は、わかめや鮭などすべて「混ぜご飯」になっています。
佐藤「味がついていて、それだけでもちょっと満足感があります。すごくよかった」
お湯(15分)または水(60分)を入れるだけで食べられるこのシリーズ、佐藤的に「買い足し決定!」だそうです。
買い足し決定!
続いては、おいしさにこだわる防災食品ブランド、杉田エースの「イザメシ」です。
アルファ米、お菓子、7年持つお水、麺類などバリエーション豊かで、中でもおかずの種類が豊富にそろいます。
「トロトロねぎの塩麹チキン」「名古屋コーチン入りつくねと野菜の和風煮」などの気になるラインナップの中から、今回佐藤が食べたのは「煮込みハンバーグ」です。
佐藤「普通のレトルトと変わらない味です。賞味期限が近づいてきたとして、普通に夕ご飯としておいしく食べられる!」
おいしく食べられるおかずも、ローリングストックとして最適。湯煎しても、そのままでも食べられます。
こちらも佐藤家で買い足し決定だそうです。
非常用トイレを使ってみよう!
そして、こちらも気になる「非常用トイレ」です。
佐藤家に備蓄していたのは、防災LABの「非常用トイレ50回分」。なんと15年保存できる商品です。
非常用トイレにはだいたいお試し用の予備が1つ付いてくるため、佐藤はこの予備を試したそうです。
50回分で3日想定。
大きいゴミ袋サイズの袋を二重にして、上の1枚をどんどん取り替えていくシステムです。
液体をゼリー状に変える凝固剤を袋に入れて、そこに用を足すと、一瞬でボロボロのゼリーのようになるそうです。
使ってみてわかることがある
佐藤「最初はほっかほかな感じなんですけど。2分も経つと『触ったら濡れないかも?』ぐらいの感じまでいきます」
1回したら口を縛り、そのままゴミ箱へ。まさにオムツを替えるような感じだそう。
佐藤「家には今オムツ用のゴミ箱があるので、それが役に立ちそうだなと思いました」
かなりの量のゴミが出ることが考えられますが、それをまとめるゴミ袋もしっかり入っているそうです。
佐藤「使うと『あっ、こういうことなんだ』ってわかるので、1回使ってみるといいですね」
ポータブル電源を使ってみよう!
最後は、アウトドア好きの人は持っているであろう「ポータブル電源」。
購入のきっかけは、「これは本当にあるといいよ」という防災系のインスタグラマーさんの投稿だったといいます。
ソーラーパネルも合わせて10万円強で購入したという佐藤。
佐藤「去年フル充電しておいて、充電はちゃんと100%のままでした」
今回、佐藤が「ポータブル電源」を使ってみた理由は、例えば地震が起きて在宅避難した場合に「電気がなかったら暑さは大丈夫かな?」と思い、扇風機をつけてみたかったから。
在宅避難に便利
実際は、扇風機を弱の状態でつけたり切ったりを繰り返して、2日持つかどうかというところ。
ソーラーパネルを付けているので充電はできますが、佐藤は「想定以上に全然充電されない」と嘆きます。
佐藤「結構晴れてる時にやったんですけど、増えていくことはないです」
実際は「減るのが遅くなる」程度だそう。
佐藤「でも逆にこれがなかったら、真夏に在宅避難は不可能だなと思ったので、在宅避難を考えているのであれば、ポータブル電源はあると便利だなと思いました」
実際に使ってみることで多くの気付きが得られたという今回の検証でした。
災害の本番は来ないに越したことはありませんが、備えがあれば安心です。
お家に備えている防災グッズをぜひ一度使ってみてくださいね。
(minto)