今が旬のモロヘイヤを使ったチヂミはシンプルがコツ!?

今が旬のモロヘイヤを使ったチヂミはシンプルがコツ!?

毎週月曜日の『CBCラジオ #プラス!』では、旬の食材を紹介しています。8月19日の放送では、名古屋市中央卸売市場名古屋青果の久野さんが「モロヘイヤ」をピックアップ。久野さんおすすめのモロヘイヤ料理はチヂミです。「コツはシンプル」なんだとか。

エジプトの王様を救った野菜

中近東が原産の緑黄色野菜であるモロヘイヤは葉を刻むと粘り気が出るのが特徴です。

また、古くからある野菜とされています。
古代エジプトの王様が病で倒れた時、モロヘイヤのスープを飲んで回復したことをきっかけに、アラビア語で王様の野菜を意味する「ムルーヘイヤ」が語源となり、モロヘイヤとなった説があります。

日本に伝わったのは1980年代と比較的最近のこと。栄養価の高さが認められ短期間で普及しました。
名古屋市中央卸売市場では、三重県長島地域と愛知県大治町から入荷しています。

栄養価が高いモロヘイヤの選び方

エジプトの王様の風邪を治したとされるほど、栄養価が高いモロヘイヤ。
βカロテンを多く含み、抗酸化作用により風邪予防の効果が期待できる他、骨の形成に欠かせないカルシウムやビタミンKも多く含まれています。

独特の粘り気の成分はムチン。
胃や消化器の粘膜を保護するほか、コレステロールの吸収を抑制する効果もあるということです。

スーパーなどでモロヘイヤを買う際は、葉にハリがあり瑞々しく、茎は弾力があるものがおすすめ。
また保存についてですが、モロヘイヤは乾燥に弱いため、購入後は湿らしたキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存してください。

おすすめレシピ

久野さんおすすめのモロヘイヤ料理は「モロヘイヤのチヂミ」。
ホットプレートを使ってこどもたちと一緒に楽しく作れそうです。

レシピ
① 茎の硬い部分を切り落とし、穂先の部分と葉を刻みます。

② ボールに片栗粉と水を入れて混ぜ、さらに①とアミエビを入れて生地を作ります。

③ ホットプレートにごま油をひき生地を薄く広げて焼き目がついたら裏返します。

④ ヘラで少し押さえて焼き目がついたら完成。

ポン酢をつけて食べるのがおすすめです。

前日に作って食べてみたという、番組パーソナリティの光山雄一朗アナウンサー。
「生地のもっちり感からモロヘイヤが入っている分、徐々に粘りが出てきて最後ねっとり感が出てきた」と、モロヘイヤ独特の味わいが印象的だったようです。

光山は久野さんにレシピに加え、イカと卵を入れましたが、久野さん曰く「モロヘイヤとアミエビだけでシンプルに作った方が美味しい」とのこと。
卵を入れないことでモロヘイヤのカリッとした食感が際立ち、具材が少ない分粘りも程よく感じられるとか。

また、つけダレのポン酢にラー油を入れるとマッコリのロックによく合うということです。

久野さん「厳しい残暑を乗り切るために栄養豊富なモロヘイヤのチヂミをぜひ食べてみてくださいね」
(ランチョンマット先輩)

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