『北野誠のズバリ』（ＣＢＣラジオ）で木曜に放送されている人気コーナー「大人電話相談室」。大人ならではの人生や恋愛、仕事などに関する悩みを電話で直接、パーソナリティの北野誠に相談しています。8月22日の放送では、先輩からコンパに誘われなくて悩む男性が登場しました。

コンパにだけは誘われない

相談者のAさんは30代前半の男性。
先輩からは「飲み会やコンパに興味ある？」と言われることはあるものの、実際に誘われることはなく、後からコンパがあったことを聞かされてしまい、毎回社交辞令で終わってしまうのだそうです。

Aさんは今まで一度もコンパに行ったことはないため、誘われるにはどうしたら良いのかとの相談です。

大学時代は演劇部に入っていたAさん、部の飲み会はあってもコンパには誘われなかったそうです。
ただ、先輩からは女性のいない飲み会や遊びには誘ってもらえるので、仲が悪かったり話をしないというわけではありません。

Aさんからすると、なぜコンパにだけは誘ってもらえないのか、理由がわからないため、番組宛てに相談のおたよりを出したというわけです。

誘われない理由をズバリ指摘

北野「なんで合コンに呼んでくれないのか、聞いたほうが早いんちゃうか？」

Aさん「先輩なので、かわいがってもらっているということで、向こうから誘われて行きたいという気持ちがある」

ここで北野は「Aさんが女の子との飲み会に誘われない理由が、しゃべってると何となくわかってきたなあ」と衝撃の発言。

Aさんも思わず「エーッ！そうですか？」と大声を上げてしまいました。

北野はまず、先輩が後輩を合コンに誘う場合、先輩が後輩に望んでいることは何かを尋ねました。

Aさん「先輩を立てたりとか…」

北野「ナイスアシストができるタイプのキャラ付けやな。Aさんは男どうしで飲んでたらええねんけど、ナイスアシストができるタイプじゃない、と先輩に思われてるんやと思うぞ」

Aさん「めちゃくちゃ悲しいですね…」

誘われるように持っていくには？

北野「例えば先輩と後輩で4人ぐらいで、向こうも女性が4人ぐらい来て飲み会になるやんか？その時にがっつかんと、先輩を褒めるという役割を後輩がせなアカンわけやんか？
それができるタイプじゃないという判断が、普段の日常で見られてるんじゃない？」

Aさんに思い当たる節がないか尋ねたところ、昔、バーベキューで先輩と後輩でテーブルが自然と分かれていた時、Aさんは後輩グループで肉を焼いて先輩側に持っていくということはせずに、先輩と話をしていたそうです。

先輩と積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢は悪いわけではありませんが、後輩グループの中で何もしなかったことに対し、先輩からは「ずるいぞ。俺がお前の同期や後輩だったら、ちょっと嫌かもしれない」と注意されてしまったそうです。

昔の印象が残っているのかどうかはわかりませんし、常に先輩を褒める必要はありません。
ただし北野は「もし合コンに誘われたいという目的であれば」と断りを入れつつ、「普段の飲み会から先輩を立てている姿勢を見せることが大事」とアドバイスしました。
（岡本）