痔主となった北野誠に「薬を上手に入れられない問題」が勃発
8月20日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)では、前日に「痔主」になったことを公表した北野誠が、その後の大きな悩みについて語りました。病院からもらった注入式の軟膏をお尻の穴に入れなければならないのですが、その入れるべき中心「センター・オブ・痔・アース」がわからないというのです。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くお尻の真ん中はどこにある?
「ちょっと僕ね、皆さんにお聞きしたいんですけど。お尻の穴って皆さんちゃんと把握してますか?」
真っ昼間から、お尻の穴について尋ねる北野。
「意識的には把握はしてますよ。あのあたりだろうな」と答える松岡亜矢子でしたが、北野が聞きたいのはもっと核心に迫る部分でした。
北野「ビロウな話なんですけど。薬を注入する時に、どこに自分のちゃんとした“真ん中”“中心部”がどこにあるのか、いまいち俺、あんまりまだわかってないんすよね」
松岡「確かに、奥まってるんでぼんやりですね」
どうやら北野は、お尻の“真ん中”がわからず困っているようです。
「深海1万」の未開の地
自分でお尻を触ると緊張感が走るという北野。これも“真ん中”を探れない原因のひとつかもしれません。
北野「自分のセンター、『センター!頑張っていこう!』っていうセンターオブセンターが、皆わかってはるのかな?と思って」
北野の座薬経験は、若い頃、扁桃腺が腫れて高熱が出た時に、看護師さんに解熱剤の座薬を入れてもらった時のみ。
北野「お尻に関してはできる限り触りたくない人間なんですよ」
胃カメラは全くもって平気な北野ですが、お尻は聖域のようです。
北野「未開の地なんですよ、自分の中で。深海1万くらいの感じですよ」
松岡「あるのはわかってるけど、行ったことはないっていうね」
北野「センター・オブ・痔・アースがいまいちわからないんですよ」
センター・オブ・痔・アースの反抗期
薬の正しい入れ方がわからなかった北野は、最初トイレの便器にまたがってチャレンジしてみることに。
北野「グッと中のものを注入して『あっ、これでいけたんかな?』と思ったら、指に薬が全部付いてたんですよ」
松岡「じゃあ入ってないわ。何でもないところに押し当ててただけ(笑)」
北野「センター・オブ・痔・アースが、自分の意識とは別の行動をしてるんですね。中2ぐらいの反抗期を迎えてて」
センター・オブ・痔・アースの反抗期で、なかなかうまく注入ができず手がべたべたになってしまったという北野。
お尻が閉じよう閉じようとしている
松岡「あんなところ、繊細な感覚じゃないだろうから。ある程度鈍感なところなんでしょうね」
北野「内側は神経走ってないんですよ」
いぼ痔の大先輩である松原タニシによると、内側は痛みも何もなく、問題は外側の部分。
そこに痛みを感じるために、北野のセンター・オブ・痔・アースが反抗しているのだろう、と考察したようです。
北野「自分の意思と関係なしに、お尻が閉じよう閉じようとしてるんですね」
1回目の注入はこうして失敗。
考えた末、今度はベッドにバスタオルを敷き、全裸の状態で仰向けになり、自ら足を持ち上げて挑戦することに。
まさに「肛門日光浴」
北野「俺は何をしてるんやろと思って」
大川興業の大川豊総裁が健康のために毎日行なっているという「肛門日光浴」のポーズそのものです。
北野「体操座りからゴロンて寝転んで、自分で触感を確かめて『センター・オブ・痔・アースこのあたりかな』と。今年の大みそかは大川とふたりでやろうと思ってます」
松岡「ダメです、ダメです。患部にそんな直射日光を当てたらダメですよ」
北野「どうしていいのか。どこにあんねんと。どうやってもぐりこんで行けばいいんだろうって」
7倍鏡で患部を見ては寝転び、見ては寝転びの繰り返し。
北野「65歳になって、こんなはずかし固めをひとりで全裸になってやって。もうあかんで。もうあかんわ。人生終わったな」
嘆きが止まりません。
耐えがたい悲しみ
北野「俺は普通の65歳に比べたら、スーパーで買い物もできるし、洗濯機も回せるし、掃除機もできるし、皿も洗うし、洗濯物も取り込んで畳めるやつや。自主的にやってきた、ちゃんと。東京の2階の部屋もほとんど俺が掃除してるのに。そこまでやってきてるのに、こんなことができないなんて(涙)」
しっかりものを自負していた北野にとって、お尻の位置がわからず手をベタベタにしてしまうなんて、こんなに屈辱的なことはありません。
北野「悲しいよー、悲しいー。ほんまに悲しいわー」
「65になって痔になるもんやないな」と心から思ったという北野でした。
(minto)