8月11日（山の日）の朝、お尻に痛みを感じた北野誠。恐る恐るお尻を触ると、そこには明らかな異物があったといいます。これまでの65年の人生において「痔主」になったことは一度もなかった北野は、初めての感覚に驚愕。さらにタイミングの悪いことに、病院はどこもお盆休みで…。8月20日放送の『北野誠のズバリ』（ＣＢＣラジオ）では、痔を発見した瞬間からその後の経過までを赤裸々に語りました。

宇宙人に取ってもらいたい

この時、北野の脳裏にまず浮かんだのは、大痔主のTディレクターと、長年いぼ痔で苦しむ松原タニシのことでした。

ひとまずボラギノール（痔の薬）を塗り、いぼ痔に効く飲み薬も飲んだ北野でしたが、痛みは治らず。

座っていても襲ってくる痛みに耐えながら、『北野誠のおまえら行くな。』のロケも敢行。

その痛みは「このまま宇宙人にさらわれて、お尻の異物を取ってくれへんかな」と妄想するほどだったといいます。

松原「アブダクションで（笑）」

北野「ここだけ取ってくれへんかな、謎の宇宙人が」

松原「キャトルミューティレーションね」

ロケで訪れたのは「座敷わらしがいる旅館」でしたが、そこでも北野は「頼むから痔の痛みを取ってくれませんかね」と本気のお願いをしていたと言います。

痔マウントに撃沈

痛みに耐えながら「たぶん、いぼ痔だと思うわ」と嘆く北野に、「痔ろうの可能性もありますからね」と“痔マウント”を取るTディレクター。

何を隠そうTディレクターは、「いぼ痔」と「痔ろう」の手術経験がある猛者なのです。

松原「なんでわざわざ不安にさせるようなことを（笑）」

北野「そうやで、あいつ前から気悪いねん。嫌な方を言うんです」

Tディレクターからの言葉に気持ちが落ち込みながらも、まずはホテルで自分の痔を見てみようと決意した北野。

直後「うわ!!!」と大きな悲鳴を上げてしまいます。

心臓に悪い！7倍の痔

「ええー！でっかー！がんちゃうの？これ」と慌てた北野でしたが、よくよく見るとその鏡は「7倍鏡」。

北野が見ていたのは、7倍に拡大された痔でした。

「人生終わった。初めてなった痔でがんになった」と、その大きさに一瞬、遺言まで頭をかすめたという北野でしたが、直後「7倍鏡」だと気付いてほっと一息。

北野「汗だらだらかいて、めっちゃ悲しかったよ。皆さん、言っておきますけど、7倍鏡で痔を見るもんじゃないです。心臓に悪いから」

痔主の皆さん、7倍鏡には注意しましょう。

こうして北野は、痛みに耐えながらも毎日のラジオをしっかりと遂行。

16日（金）にようやく肛門科を受診することができました。

情けない肛門

北野「初対面の人にお尻の穴を見せるって、すっごい嫌！」

受付で診察の時のポーズ（いわゆる“はずかし固め”）を説明されてぐったりするも、背に腹は変えられません。
そしていよいよ診察。

「先生、僕やっぱりいぼ痔ですか？」と尋ねる北野に、先生は「いや、いぼ痔・切れ痔です」と一言。

北野「新しいコンビ名みたいですね」

松原「たかし・ひろしみたいな。はんじ・けんじみたいな（笑）」

そして先生から驚愕の言葉が発せられました。

「北野さん、若く見えますけど65歳なんですね。ちょっと情けない肛門してますよ」

情けない肛門…括約筋が活躍していない肛門でしょうか。

「いぼ痔・切れ痔」でM-1参戦？

この夏、カンピロバクターに感染して4日ほど下痢が続いていた北野。その後、便秘になってしまっていました。

この出来事が肛門を傷つけてしまったのではないかというのです。

手術を覚悟した北野でしたが、結果は「軽傷」。薬で治るようです。

北野が感じていたお尻の痛みは、「中が切れている」から。

大きないぼのせいではなく、切れている部分に圧がかかっていたというわけです。

北野「今年は『いぼ痔・切れ痔』というコンビでM-1に参戦しようかと思ってます」

いぼ痔主の松原と北野、大痔主のTディレクターとの「いぼ痔・切れ痔・痔ろう」トリオでの挑戦もあり得るのでしょうか？
（minto）