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5月以来2連勝できていないグランパス…選手の移籍にも動きあり

5月以来2連勝できていないグランパス…選手の移籍にも動きあり

J1第26節は勝利した一方、第27節は敗戦と降格争いに片足はまりかけている名古屋グランパス。移籍市場終盤で予想外の動きもありました。8月19日放送のCBCラジオ『城所あゆねのグランパスタイム』では、城所あゆねがグランパスの現状について解説しました。

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好調パトリック選手のゴールで勝利

11日にホーム・豊田スタジアムで行われたJ1リーグ第26節東京ヴェルディ戦は、1-0で勝利したグランパス。前半7分にFWパトリック選手のゴールで先制し、何とか守り切って勝ちました。

城所「この試合はチケットが完売。4万人以上が来る、鯱の大祭典というイベントもある、夏休みでこどもたちも来た中で、勝てたのは何よりだったんじゃないかと思います」

リスナーからもリアクションが。

「パトリック選手、ゴール連発ですね!新加入のMF菊地泰智選手のアシストも最高でした」(Aさん)

パトリック選手は3戦連続ゴール、守護神GKランゲラック選手の神セーブにも救われた試合となりました。
その一方で、J2へ自動降格となる降格争いに巻き込まれる恐れもあり、グランパスにとっては貴重な勝ち点。

城所も、パトリック選手のゴールが、相手GKの股を潜り抜けて吸い込まれた様子を見て、「鳥肌!感動した」と大興奮したとのこと。

期限付きで移籍と加入が発表

このまま勢いをつけて2連勝へ向かって行けるかと思いきや、15日にMF久保藤次郎選手がJ1サガン鳥栖へ期限付き移籍することが発表。

城所は、久保選手にこの番組で城所がインタビューしたことがあり「親近感を持っていただけに移籍は悲しい」とコメント。

「最近、出場機会が少なかったからご本人も考えることがあったのかもしれません。本人の移籍コメントで『ピッチの外では僕も一人のグランパスファミリー』と言ってくれたので、また鳥栖で活躍して帰ってきてほしい」(Bさん)

城所「まさに私の気持ちそのままのメールなので紹介しました。必ず帰ってきてほしいです」

一方で、J1FC東京からDF徳元悠平選手の期限付き移籍での加入も発表されました。
城所は「徳元選手は絶対グランパスで活躍できると思う!」と大きな期待を寄せているようです。

1点返すのがやっと…痛い敗戦

もう1試合、17日には同じくホームの豊田スタジアムでJ1第27節・サンフレッチェ広島戦。

城所「1-2で負けました。ちょっと言葉にならないんですけど、前半はすごく良かったと思うんです。DF三國ケネディエブス選手の体幹の強さを感じられたり、DF野上結貴選手の動きが良かったりした。後半に失点してから一気に崩れて」

そう、前半は得点まで行けずとも攻撃の形を保ち、何とか守備陣も機能していました。
しかし、後半3分に広島のDF荒木隼人選手が先制、後半10分にもFW加藤陸次樹選手に追加点を入れられ、0-2に。

防戦一方となる中、何とか後半43分にFWキャスパー・ユンカー選手が1点返したものの、それ以外はいいところがないまま敗戦となりました。

ユンカー選手が得点した際、スタジアムは一気に盛り上がりあわよくば同点に持ち込めるのでは?という雰囲気になったと話す城所。しかし、もう1点取るには残り時間が少なすぎたのが全てです。

19日時点で、グランパスは勝ち点34の14位に後退。5月以来2連勝がなく、他チームの勝敗次第で降格争いに巻き込まれる恐れが高まっているのが心配です。

次の試合は、24日にJ1第28節・アウェイのレモンガススタジアム平塚で、19日時点17位の湘南ベルマーレと対戦します。
(葉月智世)
 

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