婿養子の苦悩。義母が「それどこで買ったの?」と何度も聞いてくる理由
嫁姑問題がリスナーから多数寄せられるCBCラジオ『つボイノリオの聞けば聞くほど』の名物「嫁姑のコーナー」。8月7日の放送では、この問題が嫁姑だけではないことを表すエピソードを、つボイノリオと小高直子アナウンサーが紹介していきます。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴くもう長くないから
「母が60代の頃、飼っていた猫が亡くなりました」(Aさん)
その頃はAさんも兄も結婚して家を出ていたので、母親がひとり暮らしだったとか。
「私は長くよう生きやんでな。新しく猫を飼っても最後までよう面倒見やんから、もう飼わんわ」と言っていたそうです。
「猫好きでありながら新しく猫を飼うことを諦めた母は94歳で亡くなりました。私の娘は『おばあちゃん、猫2匹飼えてたやん』と言っております」(Aさん)
小高「でも猫、犬好きはその気持ちはわかるよね」
わしも長ないで
「姑は『わしも長ないで』が口癖で、気に入らんことがあると逆ギレします」(Bさん)
例えば、体調を心配して病院に行ってとお願いしただけで、「そんなにわしが邪魔なら明日死んだるわ」と怒り心頭なんだとか。
「私が喋るだけで『明日死んだる』と繰り返すんです。だから、その度に『なんで明日なの?なんで今日じゃないの?』と聞いています」(Bさん)
小高「ひどい(笑)」
つボイ「こどもに『早く宿題しなさい』と言うと『明日から宿題やる』と言うのと似てます」
「『もう長ないで』とか『お迎え早く来て欲しい』というのは、『お母さん、そんなこと言わんといて』という言葉を期待しているのではないでしょうかね」(Bさん)
小高「そう言ってもらいたい気持ちもあるんですよ」
婿養子の苦悩
「嫁姑問題だけではありませんですよ。数は少ないかもしれませんが私は婿養子でございまして、婿と外舅という問題もあるんです」(Cさん)
外舅とは妻の父のことです。
「多くは語りませんが、つらいことはたくさんありますよ。しかしこどもが産まれたのをきっかけに180度態度が変わりました。そんなもんなんでしょうかね?」(Cさん)
小高「孫の力は絶大です。嫁姑もそうなんだけど同性同士のギクシャクはありますね」
少数派、婿養子のリスナーのおたよりもどんどんお寄せください。
繰り返す出来事
「私は婿入りして嫁の実家の隣に住んでおります。電動爪削りを使っていたら義母が来て、『それは何や?』と聞いてきました」(Dさん)
Dさんが「電動爪削りです」と答えると、「ふ~ん」と言って帰っていったそうです。
数日後、また電動爪削りを使っていると、また義母が来て、「それどこで買ったの?」と質問。「通信販売です」と答えると「ふ~ん」と言ってまた帰っていったそうです。
「それから何度もこのやり取りが続いて、あまりにも鬱陶しいのであげました。そうしたら『いいの?』と嬉しそうに言って持って行きました」(Dさん)
ひとこと言いたい
Dさんのおたよりの続き。
つボイ「通販って、パソコンやらネットやらやってない人にとってはハードルが高いかもなと思って、おたよりを読んでたんですが…」
「私がやってないInstagram、X、携帯ゲーム、SNSを駆使しているのは知ってるんですよ、お義母さん」(Dさん)
つボイ「この人、めっちゃくちゃやっとるんや。だから通販で買おうと思ったらすぐ…」
小高「できるはずだぞ!」
最後にDさんの切実なひとこと。
「婿にたかるのはやめてください」(Dさん)
嫁姑だけでなく、いろんなケースを紹介しました。
(尾関)