なぜ?「宇都宮行き」の新幹線チケットが「燕三条行き」に入れ替わっていた!
8月6日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)、この日のテーマ「あかんがな」には「目的地に着いたら、新幹線チケットが変わっていた」というリスナーAさんからの投稿が寄せられました。Aさんの母が持っていたはずの「宇都宮行き」のチケットが、なぜか「燕三条行き」のチケットに変わっていたというのです。この奇妙な現象は、Aさんの母のとある行動が原因でした。
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この記事をradiko(ラジコ)で聴く駅員さんも「はぁ?」
「今年一番あかんがなと思った出来事は、先日母と娘と宇都宮まで行った時のことです。東京から新幹線に乗り宇都宮に着いた時に、母が持っていたチケットがなぜか『大森から燕三条まで』のチケットに変わっていました」(Aさん)
「東京→宇都宮」のチケットが、「大森→燕三条」のチケットに変身?
「母が駅員さんに『これ何?』と聞いて、駅員さんも『はぁ?』と」(Aさん)
それは駅員さんも答えようがありません。
「その後、母に『何で?どうなってるの?おかしいじゃん』とよくよく話を聞いたところ、東京駅で新幹線の改札を入ってから、すぐにトイレに行き、チケットを便座の後ろの荷物置き場に置いたかもしれないというのです」(Aさん)
その心は?
「おそらくその時に、誰かが置いていたチケットと間違えて持ってきたのではないかと」(Aさん)
「なんで宇都宮や!」
つまり、Aさんの母の前に同じ場所にチケットを置き忘れた人がいて、Aさんの母は自分のチケットだと思い込んで、そのチケットを持ってきてしまったのであろう、ということです。
「前にも誠さんがラジオで熱弁をふるってましたが、チケットをもらったら必ず財布に入れるかなにかしないと、持って歩くと危険ですね」(Aさん)
その通り。ちなみに「燕三条行き」のチケットは、大森から8,910円だったそうです。
「たぶんその人もめっちゃ焦ったでしょうね…」(Aさん)
北野「『チケット忘れた!』と思ってトイレに取りに行ったら、なぜかわからんけど宇都宮しかない」
佐藤実絵子「つら!」
松原タニシ「短くなってますからね。『なんで宇都宮や!』って、それもう意味わからんでしょうね。燕三条に行かなあかんのに(笑)」
トイレにチケットを忘れたことに気付いて、慌てて取りに行き、「あった!」という喜びも束の間、行き先がまさかの宇都宮だった…まさに混乱の極みです。
まさに「異界もの」シリーズ?
または、燕三条に到着するまで、全く気付かなかった可能性もあります。
佐藤「逆に気付かずに燕三条まで行って(笑)」
北野「また向こうでトラブってるわ」
佐藤「『あれ?』って」
北野「思ったやろな。なんか箱抜けのマジックみたいや」
チケットがトイレの中で入れ替わる。確かにマジックです。
北野「これ怪談でいうたら“異界もの”やで」
松原「異界ものシリーズや。別世界に行ってもうてる。異世界入ってもうてるわ」
「母はその後、東京駅でそのチケットを『拾いました』と駅員さんに渡していました」(Aさん)
最後に「めっちゃおもろいな、この話」とつぶやいた北野。
どうやら北野のお気に入りの話になったようです。
(minto)