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コロナ、熱中症、ゴミ…夫婦の「まいった」エピソード

コロナ、熱中症、ゴミ…夫婦の「まいった」エピソード

8月2日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』では、「いや~まいりました」をテーマに投稿を募集しました。そのうち今回は、家庭で起きたエピソードをまとめました。北野誠とアシスタントの氏田朋子が、リスナーの「まいった」エピソードを紹介します。

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世話する夫

最近また流行しているコロナ感染のエピソードから。

「今週水曜、妻の様子がヘンでした。木曜日さらに悪そうだったので、家にあるコロナ検査キットで調べると陽性。

翌日から私はテレワークに切り替え、各方面への謝罪のメール。『お腹が空いた』と言うので、軽いものがいいだろうと小さなおにぎりを作り、お椀一杯のソーメン、ミニ豆腐の山かけをお盆にのせて隔離部屋へ。翌日お盆を引き下げるとほとんど減ってない。高熱なので仕方ないと思い生ゴミへ。

お昼ラインが来た。『おにぎりが食べたい。ハムサンド食べたい、フルーツ食べたい』。
私の作ったものを口にせずこの体たらく。

病気だからと思い直し買い物へ。もう二度と前もって作るのはやめようと決意しました。作ったものより、出来合いのものを欲しがる不便な人間と割り切ることにしました」(Aさん)

味覚が変わる時も

「そこまで言うたらんでも…」と奥さんを庇う北野。

北野「僕もコロナの時に味覚が変わりましたから。10日の隔離で6日目からコーラ飲みたくて仕方ないから買ってきてもらいました。それで味覚ががらっと変わってコーラ好きになったんですよ。
食べたい時、食べたいものを食べさせてあげてください」

妻が病気になってるのに『オレのご飯は?』と尋ねたり、病気なのに焼肉弁当を買ってきたりする夫がいる中、Aさんは優しい方です。
きっとまた病気の時は妻の世話をする人でしょう。

救急車を呼ぶ

Bさんは日頃ラジオを聴いていることが役に立ちました。

「11時半頃、隣の奥さんが突然訪れ『主人が庭先で倒れている、手伝って』と言われ、私は嫁とお隣さんへ。庭の隅っこにご主人が倒れたままになっていました。

声をかけて身体を起こすとかすかに返事がある。衣服は汗で全身びっしょり。これは熱中症かと思いました。よだれも垂れてて意識障害もあるよう。

奥さんに『これは救急車ですよ!今すぐ電話して』と、妻と二人でご主人を玄関まで運びました。奥さんには携帯で119番してもらい状況を説明してもらいました。

『たぶん10分以内に救急車が来るので、ご主人の保険証と診察券をまとめてください』。それからズバリで聞いたことを思い出しました。
『入院することがない場合、タクシーなど帰りの手段も頭に入れておいてください』」

北野「救急で運ばれたら、入院しないと退院させられますから、その時にパジャマだと困る。着替えや靴もいる。そのあたりも考えておかないといけない」

「ほどなく救急車が着て、よかったです。短時間の出来事ですが、どっと疲れました」(Bさん)

ラジオで聴いたことを役立てたことももちろんですが、それを実践して連携できたのは見事でした。

オレのせい?

夫婦だと、理不尽なことに耐えないといけないこともあるようです。

「我が家のガレージに燃えるゴミをまとめておいておく、少し大きめの蓋のあるポリバケツのようなものがあります。が、ガレージのシャッターを閉め忘れたらしく、近所の猫が乱入して、生ゴミとかが大散乱になりました。
当日、嫁は休みの日で、掃除洗濯を終え、買い物から帰ってきてみると、生ゴミが大散乱。

私が帰宅した時、嫁はブツブツ文句を言いながら片付けの真っ最中。なぜかその文句が私の方に向いている気がしました。

『あの、ワシが猫飼ってるわけやないからな』と何気につぶやいたのが、癪にさわったのでしょう。『そんなんわかってるわ。誰がガレージのシャッターを閉め忘れたんやと言うとんや!』と怒鳴られました」(Cさん)

実はCさんには言い分があるようです。

ガレージに触ってないのに

前日の朝、奥さんから「明日は雨が降りそうだからガレージに洗濯物を干しといたので、今晩帰ってきてもガレージに車止めないでね」と頼まれていたCさん。

言われた通り、庭に直接車を停めたので、この日は朝からシャッターに一切触れていなかったのです。そこで「休みだった嫁が開けて閉め忘れたのに間違いない」と考えたのですが…

「そんなことを言える状態でなく、睨みつけられたまま、私もなんか知らんけど小さく『ごめんなさい』をしておきました。
めっちゃ参りましたわ。ほんまに忘れているのか、ひっこみがつかなくなったのか、どうなんでしょう」(Cさん)

北野「奥さんの頭の中では『こいつがガレージを閉め忘れたんや』と。それを追及していったとて…」

氏田「犯人になろうと心を決めたわけですね。偉いです」

北野「男はだいたいこういう時、嵐が過ぎ去るのを待とうとそっちの方に頭がいく。ここで揉めてもしょうがない」

こういう考え方ができる夫だと、家庭はうまくいくでしょう。でも、それはなかなか難しいですよね。
(みず)

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