牧野真莉愛、新曲レコーディングで感じた10年分の成長
8月リリース予定の新曲レコーディングに参加したモーニング娘。'24 牧野真莉愛。7月8日放送のCBCラジオ『モーニング娘。'24 牧野真莉愛のまりあん♥LOVEりんですっ♥』では、レコーディング時のエピソードや思いを騙りました。
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モーニング娘。'24は、8月14日に「なんだかセンチメンタルな時の歌」「最KIYOU」の両A面シングルを発売する予定。「なんだかセンチメンタルな時の歌」がつんく♂さんの作詞・作曲です。
牧野「最初、仮歌と歌詞カードをいただくんですけど『すごい曲が来たな』って思って。歌詞もね、友達と遊ぶのは楽しいけど疲れちゃうな…とか、昔はこんな子じゃなかった…みたいなセンチメンタルになってるんですけど意外でした」
牧野がモーニング娘。に加入した頃は、いまよりも明るい曲が多かったのに、最近は浸るというか感情にフォーカスするような曲も増えた印象だとか。
歌詞についても「あ、この気持ちわかるな」というものが多くなってきており、在籍期間が長くなった影響なのかな?と思ったと言います。
モーニング娘。はメンバー加入と卒業を繰り返しているため「今のメンバーだからこそ歌える」と判断したつんく♂さんが、この曲を作ったのかな?とも思ったそうです。
歌詞に込められた機微
「なんだかセンチメンタルな時の歌」の出だしは、山﨑愛生さんのパートから始まります。今回は歌割りが細かく分かれているのではなく、数行を一人で歌うパートが多い構成だそうで、感情をこめやすかったとか。
1番にも牧野のソロパートがあり「きっと昔は こんな子じゃなかったはずだよ」と歌っていますが…。
牧野「歌割り見て『このパートが来た』みたいな気持ちでした。純粋なままなはずなんだけど、年を重ねて世間やいろんなに揉まれてこうなっちゃったよ、みたいなのも入ってる気がして。
アイドルが歌う曲って感じじゃないけど、それをモーニング娘。が歌うからこそ味が出るのかな?って気がします」
牧野がモーニング娘。に加入したのが13歳の秋、今は23歳で既に加入から10年弱立っていることを思えば、成長して歌詞や曲が理解できるようになったという証拠かもしれません。
研修生を見て実感した成長
今回のダンスは、モーニング娘。はじめハロプロ各グループの振付を担当している、みつばちまき先生の振付でした。フロア全体を使ったり、感情のままに動いたり、磁石に吸い寄せられたように動いたり、ミュージカル風。
サビで音が増える曲の特徴を生かし、感情を表現する振付だったそう。
実はまだ、武道館公演で一度披露したのみ。ライブで披露するのが楽しみと話します。
牧野「歌詞で思い当たるところは…『きっと昔はこんな子じゃなかったはずだよ』ってところで、先日ハロプロ研修生の発表会にゲストでモーニング娘。が出演した時に研修生を観ていていろいろ思ったの」
自分が研修生の頃は、何も不安や恐れもなくて純粋に歌やダンス・ステージでやることが楽しかったそうですが、今は楽しいのは変わらないものの、もっと考えることが増えたとか。
研修生(小学生)の頃は見えなかった怖さがわかるようになり、かなり変わったことを実感したと話していました。
久しぶりに見る研修生発表会は、元気で無邪気な研修生たちがパワーいっぱいに踊っていて圧倒されると同時に、エネルギーをもらったとのこと。
純粋さは昔も今も変わらず持っているけど、その中身は年齢や経験を重ねたことで少し中身が変わったことを実感しているとのこと。
モーニング娘。で経験を積んできた今だからこそ歌える新曲だったようです。
(葉月智世)
セットリスト:
M1 モーニング娘。'24「なんだかセンチメンタルな時の歌」
M2 モーニング娘。'24「最KIYOU」