CBC山内彩加アナ、Tuki.「晩餐歌」を独自の目線で解説!
CBCアナウンサー山内彩加と竹地祐治がパーソナリティを務める金曜日はの『CBCラジオ #プラス!』では、カラオケと音楽鑑賞が趣味の山内アナが独自の目線で名曲を解説します。6月21日の放送で取り上げたのはTuki.(ツキ)の「晩餐歌」。13歳からSNSで弾き語り動画を発信しているシンガーソングライターTuki.の才能を山内アナが解説します。
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Tuki.さんを「天才」と賞賛する山内。
現在Tuki.は高校1年生で、この「晩餐歌」を作詞作曲したのはなんと15歳の時です。
13歳からTikTokで弾き語りを始め話題になり、2023年9月29日にデビューすると各チャートにトップでランクイン。
主要ストリーミングサービスでは歴代最年少で累計2億回以上再生されているほど世間を虜にしています。
年齢以外は非公開で顔出しもしておらず、謎に包まれたアーティストです。
15歳とは思えない歌詞の深み
「晩餐歌」は大切な『君』を傷つけそうだから別れた方がいいのではないか、という葛藤を描いた曲。
山内アナによれば、ひとつ目の魅力はAメロの歌詞で、浮気心を食事に例えてるところ。
実は中学時代に作詞家を目指していたことがあるという山内アナ、当時書いていた歌詞は『目が合うとすぐに胸のハートがドキドキ鳴るわ』などと、いかにも中学生3らしい歌詞。
竹地「Tuki.さんも山内さんもきっと描いている妄想は同じ」
山内「そこから出す語彙力が…びっくり」
もう一つ山内が痺れた歌詞は、ラストの大サビに向かうCメロ部分。『君』への苦い思いを語る歌詞です。
カレーにスパイスを入れすぎるとピリピリする感覚を、涙と連動して書いているところに胸を打たれたそうです。
高音を難なく出せる歌唱力
歌詞のみならず、歌唱力も才能が光っていると語る山内アナ。
「晩餐歌」は大サビで転調した後の音程の高さが非常に高く、特に『愛してる』の『し』は、歌が得意の山内アナでも喉が痛くなるほどの高い音程です。
しかしその部分をTuki.さんは透明感のある歌声で無理なく歌い上げています。
作曲も自身で手がけているため、高い音で作らずに歌いやすい音域で作ることができるのに、自ら高い音程を入れているところにTuki.さんの才能とこだわりを感じます。
Tuki.さんが自分で作曲するようになったきっかけはコロナ禍で、父親にギターを借りて弾き始めたそうです。
コロナ禍は新しい才能が生まれるきっかけにもなりました。
竹地は「晩餐歌」について「寄せては返す波のよう」と評価し、ミステリアスなTuki.さんに興味津々。
若き才能が生み出す音楽にこれからも多くの人が心を動かされそうです。
(ランチョンマット先輩)