パン1万個たべた“パンマニア”が認める絶品パンとは? 週2日しか発売されない超高級ブリオッシュ食パン
全国のパン屋さんを巡り、今までに食べたパンは1万個以上という「旅するパンマニア」片山さん。そんな片山さんに、2人のパン通が東海エリアの絶品パンをプレゼンします。
その2人とは、アイドルグループ マジック・プリンスのメンバーで、パンの専門知識が問われるパンシェルジュ検定2級を持つパン王子・大城光(おおしろ・ひかる)さん。
そして、東海地方中心に年間600個以上のパンを食べ歩き、パン紹介のインスタグラムが大人気の「パンスタグラマー」じまさん。
シリーズ第一弾は「食パン」で、それぞれが紹介する絶品食パンはどれもこだわりの逸品でした。
超軟水で作る、とろける口どけ食パン
パン王子ことマジック・プリンス大城さんが、片山さんにプレゼンしたのは地元食材にこだわり抜いた食パンです。岐阜県美濃加茂(みのかも)市「ぎふ清流里山公園」に創業およそ50年の地元お菓子メーカー若尾製菓が2020年にオープンした「美濃加茂製パン処 わかお」の食パン。材料には地元の食材をふんだんに使用しています。
富山と岐阜の県境に位置する白山連峰(はくさんれんぽう)から湧き出す「郡上の天然水」の中でも“なめらかさ”にこだわって、硬度12度の超軟水を使っているのがポイントです。(東京や大阪では硬度60度程度、フランスでは300度もあるとのこと)。軟水を使うことによって作り方が難しくなるのですが、パン生地がとてもやわらかくなります。
片山さんが試食してみると…。
片山さん「とろけるという表現がぴったりです。この柔らかさはすごい」
岐阜を知りたければ(水や土地の風土)、このお店の食パンを食べればわかる!と絶賛していました。
週に2日しか営業していない 幻の高級ブリオッシュ食パン
パンスタグラマーじまさんのイチオシは、「ニーナ ブリオッシュ」の「幻の超高級ブリオッシュ食パン」です。名古屋市にある「ニーナ ブリオッシュ」は、可愛らしい外観が特徴のお店。もとはフランス料理店で出されていたパンが好評で、パン屋をオープンしました。
幻の超高級ブリオッシュ食パンは、普通の食パンよりかなり小ぶりですが、お値段は2000円とすこし高め。店長の宮野靖子さんによると、こだわり抜かれた食材を使っているだけでなく、ひとつずつ手ごねして多くの手間をかけています。作れるのは店長の宮野さんだけということもあり、週に2日しか営業できず販売本数は1日30本が限界とのことでした。
水を一切使わず、バターや生クリームをたっぷり使った幻の超高級ブリオッシュ食パンを食べた片山さんの反応は…。
片山さん「めちゃくちゃ美味しい!甘い!ふんわりしていて耳が薄くてカリッとしていて耳と中身のコントラストが最高!」
薄い焼き菓子を食べているような食感も楽しめたと、超高級ブリオッシュ食パンに舌鼓を打った片山さんでした。
CBCテレビ「チャント!」3月21日の放送より。