高速道路を側道から愛でる高側道マニアに密着!地元民も知らない福島の道を巡る旅

2024年6月18日(火)放送
高速道路を側道から愛でる高側道マニアに密着!地元民も知らない福島の道を巡る旅 画像:CBCテレビ『道との遭遇』

ミキの昴生と亜生がMCを務める、全国の道に特化したバラエティ番組『道との遭遇』。今回は特別企画!高速道路の脇を走る側道“高側道”を愛してやまない道マニア歴16年の橋本貴志さんのプライベートに、密着取材させてもらいました。

ルーツを辿る!高側道を好きになった原点の道

画像:CBCテレビ『道との遭遇』

スタッフが訪れたのは、福島県田村郡三春町。仕事など多忙でしばらく番組に出演できなかった橋本さんが落ち着いたということで、橋本さんの休日に密着します。

まずは、高側道マニアになったというルーツとなる場所へ。自宅の近くに、橋本さんお気に入りの高側道があると言います。

(道マニア・橋本貴志さん)
「郡山(こおりやま)ジャンクションが、高側道を好きになった原点みたいな場所」

到着したのは、東北自動車道と磐越自動車道を接続する交通の要所「郡山ジャンクション」。橋本さんは、通勤や買い物など日常的に使っているそう。

(道マニア・橋本貴志さん)
「高速道路の上に橋が架かっていて、実際に行ってみたら高速道路が好きな自分にとって好きなものが詰まっていた。他の場所でもそこにしかない風景が見られる。それを『郡山ジャンクション』が教えてくれた。道路に元気をもらったり勇気をもらったり。道路と一喜一憂したりするこの場所が、自分の中の一つの原点」

画像:CBCテレビ『道との遭遇』

橋本さんは16年前、高速道路を間近で見られる絶好ポイントを偶然見つけたことがきっかけとなり、何度もこの「郡山ジャンクション」の高側道に通うようになったのだとか。

また、物心ついた頃にはすでに高速道路が大好きだったのには、旅行が好きなお父さんの影響もあるよう。

(道マニア・橋本貴志さん)
「父の運転する隣で、いつか自分も遠くに行ってみたいと思っていた。旅行したり、地図に線を引っ張って通った道を教えてもらったりしたことが、道路が好きとか遠くに行きたい欲に繋がっている」

地元の人も知らない!?日本で福島県にしかない道とは

画像:CBCテレビ『道との遭遇』

続いては、橋本さんオススメの地元の道巡り。

(道マニア・橋本貴志さん)
「高側道も好きですけど、同じくらい好きな福島の県道に行きたい。福島は、珍しい県道だけじゃなくいろんなジャンルの道が楽しめる」

訪れたのは、西会津町(にしあいづまち)を走る県道341号「別舟渡線(わかれふなとせん)」。車が通れない不通区間が存在し、代わりに一部バイパスが造られており、その道の先には貴重なものがあると言います。

画像:CBCテレビ『道との遭遇』

(道マニア・橋本貴志さん)
「福島県道の特徴である六角形の標識が、路線番号と路線名が2枚重なっている」

一般的な県道標識は、路線番号とその下に路線名が書かれた補助標識が付いていますが、福島県では補助標識も六角形(ヘキサゴン)になっており、道マニア界ではこれを“フルスペックヘキサ”と呼んでいるそう。これは福島県でしか見ることができないと橋本さんは言います。

そして最後に訪れたのは、新潟県新発田市(しばたし)から福島県会津若松(あいづわかまつ)までを結ぶ「会津街道」。新潟県と福島県の県境にある鳥井峠を越える街道が、旧国道として残っています。

国道49号ができたことで旧道になったその道にあるのは…

画像:CBCテレビ『道との遭遇』

(道マニア・橋本貴志さん)
「今の時代では珍しくてお目にかかることができない、“白看板”と呼ばれているもの。今の道路標識のデザインの前身」

現在一般道路に設置されているのは青色に白文字の案内標識ですが、1971年以前は今とは配色が逆の白色に青文字、通称“白看板”が設置されていました。掛け替えや劣化などにより、“白看板”が現存している場所はわずかなのだとか。

休日は様々な道を満喫している橋本さん。道巡りにとどまらず、開通記念で配られる高速道路の標識を模した携帯電話のクリーナーを600個集めるほど生粋の道マニア。これからも道路愛を深める旅が続きます。

6月18日(火)午後11時56分放送 CBCテレビ「道との遭遇」より

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