女性アナのランチが意外すぎる!?“頑張りすぎない”ごはん術と働くママの知恵

子どもがいると、ご飯作りは毎日の大仕事。仕事から帰って、時間も体力も限られている中で「栄養バランスを考えて3品4品も…」なんて到底できない!…そう感じている働くママは多いはず。
今回は入社19年目の夏目みな美アナ、16年目の柳沢彩美アナに食生活について伺いました。
ともに夕方の情報番組『チャント!』のキャスターを務め、2024年春まではそれぞれの立場から支え合ってきた先輩後輩の関係。二人とも子育てをしながら働くママで、日々の食卓には“頑張りすぎない工夫”がたくさんあるといいます。
レパートリーは多くなくていい!子どもの食事の工夫とは
ロールモデルではなく、身近な「隣の女性」が持つリアルな本音を取材することで、「今」を生きる女性たちを応援したい――。
そんな思いから、CBCテレビは「me:tone編集部」を立ち上げました。
都会でありながら、地方都市でもある名古屋で働く女性特有のライフスタイルとは、どのようなものなのでしょうか?
そこで、CBCという同じ職場で働くme:tone編集部員が、同僚としての距離感で女子アナたちに本音をインタビュー。どんなお弁当やランチをしているのか、子どもたちとの食事はどうしているのか…その工夫やアイデアまで語ってもらいました。

me:tone編集部:仕事と育児を両立する中で、食事を作る時間を確保するのは大変だと思います。寝る間を削って取り組むこともあると思いますが、意識していることや工夫していることはありますか?
柳沢アナ:「そんなにレパートリーは多くないと思う。夏は週の半分が麺料理、冬は週の半分が鍋になることも。」
麺や鍋の中には、子どもが好きなハンバーグやつみれといった具材を入れるだけでなく、苦手な野菜やキノコをチョッパー(キッチン用品)で細かくして加える工夫もしているそう。さらに最近は…。
冷凍したナスの活用法
柳沢アナ:「野菜を冷凍するのに、めっちゃはまってて、ナスもきゅうりも冷凍する」
ナスは冷凍すると食物繊維が崩れて味が染みやすくなり、時短にもなるそう。さらに、きゅうりもあえて冷凍したまま“もずく”の中に投入!氷代わりになって、夏にはピッタリの一品になるといいます。
me:tone編集部も「ナスときゅうりは冷凍しないほうがいい」というイメージを持っていたので、このアイデアには驚きでした。

夏目アナ:「ほんと、“頑張りすぎない”ことをモットーにしている。ミニトマトなら洗って出すだけで、立派なおかずだと思ってる(笑)」
柳沢アナは「夏目アナは、ミニトマトだけのお弁当を持ってきたこともある」と明かしました。
さらに夏目アナは「冷凍ごはんと納豆を冷蔵庫からそのままバッグに入れて、“納豆弁当”の出来上がり!」と日々のお弁当事情を披露。「納豆は1パック約30円なのに、たんぱく質も摂れて栄養価も高いからめちゃくちゃコスパの良い食材」と推します。
また、夏目アナは生卵を割れないように卵パックを工夫して持参することもあるそうで「主婦の鏡。私も真似しようと思った」と夏目アナへの憧れを口にする柳沢アナ。
それぞれが披露する、小さくても役立つ工夫の数々に、働くママならではの知恵が光ります。

「1プラスチック容器に1おかずスタイル」キラキラお弁当のイメージはどこへ?
me:tone編集部:オシャレなお弁当箱に野菜たっぷりのサラダ弁当など、キラキラした生活をしていると思っていました。
柳沢アナが思い出したのは、夏目アナが子どもの朝ごはんの残りを持参してきたエピソード。
夏目アナ:「300円のうち200円分くらい残ってて、捨てたらもったいない!と思って、そのまま持ってきて私のお昼ご飯にした」
人気のパン屋で購入した、1個300円のちょっといいクロワッサン。けれど子どもには「いつものクロワッサンと違う」と不評で、結局残った食べかけをプラスチック容器に入れて持参したそうです。
「私たちのお昼ご飯は全然キラキラしていない」と口をそろえる2人。それでもme:tone編集部が「外でオシャレにランチに行っているイメージ」を拭えないでいると…
夏目アナ:「私たち、1容器1おかずみたいな感じで会社にくるから(笑)」
中に入っているのは、ご飯・納豆・生卵・明太子・キムチ・イカの塩辛・…お互いのお弁当を振り返って吹き出す2人。ぶっちゃけトークは止まりません。


予想外!?チャック付きビニール袋の使い方
me:tone編集部:夏目アナの自宅に伺ったとき、チャック付きビニール袋を洗って乾かしてるのを見たことがあります。ずっと使えるって話していたような…?
夏目アナ:「チャック付きビニール袋は洗って繰り返し使います。1回で捨てちゃうのはもったいない」
新品のチャック付きビニール袋はベタつかない食材から使い始め、少し使い込んだら肉の漬け置き用に。さらに何度も使って内側がヌメヌメしてきたら、心置きなく捨てることができるのだそうです。
柳沢アナもチャック付きビニール袋のリピーターで「1軍、2軍があって、新品は1軍だから衛生的な野菜などを入れる。1回使って汚れたら2軍に降格。最後は子どもの濡れた水着入れに」と共感。
夏目アナ:「最後は2軍さん、ありがとう!と使いきるコース」
ほかにも上履き入れとして再利用するなど、節約とエコを兼ねた活用法を実践しているといいます。

世間的にはキラキラした生活を送っていると思われがちな女性アナウンサー。
しかし、テレビの前では笑顔を見せる彼女たちも、家庭に戻れば家事と子育てに追われる働くママ。先輩ママから感化されたり、自分なりに工夫を重ねたりしながらたどりついたのは…「頑張りすぎず、時には手を抜きながら、笑顔で過ごせる暮らし」。
食べ物を大切にし、節約を工夫しながら日々を乗り切る2人の姿に親近感が湧くインタビューとなりました。