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中日・上林誠知、崖っぷちから17本塁打!復活の1年を語る

中日・上林誠知、崖っぷちから17本塁打!復活の1年を語る

CBCラジオ『あんななのなななっ!』、生まれる前から中日ドラゴンズファンの"あんなな"こと安藤渚七が、ドラゴンズの魅力を伝える「ななのイチオシドラゴンズ」のコーナー。12月28日の放送では、上林誠知選手へのインタビューをオンエア。今シーズン134試合に出場し、17本塁打、打率.270という成績を残した上林選手に、シーズンの振り返りや来季への意気込みを直撃しました。

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崖っぷちからの大躍進

金曜日の『ドラ魂キング』にゲスト出演した森野将彦コーチによると、上林選手は2月1日の沖縄キャンプイン時点で、1軍(北谷)スタートか2軍(読谷)スタートかギリギリまで迷われていた"崖っぷち"の選手だったといいます。

安藤「そこからここまで立て直して、チームを引っ張ってくれたっていう話を聞かせていただいた」

今シーズンの成績について、本人はどう感じているのか。安藤がインタビューを行ないました。

今シーズンを振り返って

シーズンを振り返った上林選手は「意外とあっという間だった」と語ります。そんなに手応えはないとしながらも、「久しぶりにしては良かったかな」と評価しました。

17本塁打については、自己最高の22本に届かなかった悔しさをにじませつつも、バンテリンドームナゴヤという本拠地を考えればまあまあいいかなと冷静に分析。来季はホームランウイングも完成するバンテリンドームで、過去最高更新を狙います。

上林「やっぱり22以上は打ちたいと思ってます」

自己採点は70点

今シーズンを100点満点で採点すると「70点ぐらい」。残りの30点については「打率もホームランも盗塁ももっともっと上げられると思う。そこが上がってくれば100点かな」と、さらなる成長への意欲を示しました。

来季オフにはFA権取得も控えますが、「全然なんにも今考えてない」ときっぱり。

上林「やっぱり今年よりも来年っていう意識でやってるんで。絶対今年よりはいい数字残して」

力強い言葉で来季への決意を語りました。

「神対応」で話題の母

話題はお正月の過ごし方へ。埼玉県出身の上林選手ですが、お雑煮は韓国式の「トック」を食べるのが恒例だといいます。母親が韓国出身のため、味付けも本場仕込みなのだそう。

運動会の時には毎年キンパが登場していたというエピソードも披露。「毎年だとね…」としつつも、「まあまあ美味しいんで」と、母の手料理への愛着をのぞかせました。

今シーズン、上林選手の母がファンの間で話題になりました。球場で気さくにファンと交流する姿がSNSで度々注目を集め、「神対応」とまで言われるほどの人気ぶりです。

しかし上林選手は全然知らなかったそう。ファンの要求にサービス精神で応えてしまう母について、こう語ります。

久しぶりのキンパの味

上林「なんでも応えないでほしいんですけど。自分より有名になっちゃうんじゃないですか(笑)」

涌井秀章広報部長がヒーローインタビューでキンパに触れたことにも驚いたようです。

上林「まさか言ってくれるとは思わなかった。でも、それで多分売り上げも伸びてると思うんで、感謝してます」

インタビュー当日も、埼玉から名古屋に来ていたご両親から朝キンパを受け取ったばかり。

上林「ついさっきも食べたんですけど、久しぶりに食べたら美味しかったですね」

ファンへのメッセージ

最後にファンへ向けて、上林選手からメッセージが届きました。

上林「本当に1年間応援ありがとうございました。また来年も今年以上に頑張るんで、ご声援よろしくお願いします」

インタビューを終えて、安藤は「クールな感じで答えてくださった上林選手。お母様のお話になると、ちょっと笑顔もこぼれたりして。お母様との素敵な関係にも、私まで心癒されました」と振り返りました。

「なくてはならない存在」となった上林選手。来シーズン、ホームランウイングが完成するバンテリンドームで、22本塁打超えを目指します。
(minto)
 

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