冬の全国大会初出場でベスト8!!J1リーガーも生み出した『名古屋高校 サッカー部』をマヂラブがリポート!
マヂカルラブリーの野田クリスタルと村上の二人が東海地方の学校に行き、今どきの学校生活を紹介する『マヂ学校に向かいます』。今回は、名古屋市東区にある中高一貫の進学校『名古屋高校』です。冬に行われた“全国高校サッカー選手権大会”で初出場ながらベスト8進出を果たした『サッカー部』におじゃました!
大人数の分散型の練習は集中力でカバー?
部員は100人以上という『サッカー部』。こんなにも大勢だと同じ練習は一斉にできないため、朝や放課後、グラウンドやトレーニングルームなど時間帯や場所を分散して練習することも多いとか。「それで強くなっているの!? そんな限られた練習時間で!」「集中力だな」とマヂラブの二人は感心しきりです。しかも、グラウンドの半面はラグビー部が使用。中学と高校の兼用のため高校のサッカー部がグラウンドを使えるのは、にたった2日だけなのです。それでも全国ベスト8まで躍進した戦略が3つあるそうです!
“月岡のロングスロー”に、神業PKのゴールに驚き!
戦略その①は「コーナーキックのようにゴールを狙えるロングスロー」です。ボールをピッチに戻すスローインの距離が長いものを“ロングスロー”といいますが、その使い手といえば卒業生の月岡くん。“月岡 ロングスロー”とネット検索するとたくさんヒットするというその技を、マヂラブが生で見せてもらうと「うわ~!マジで~!」と思わず叫ぶほど。ゴール近くを狙った40メートルの距離を楽々と投げました。スローインでゴールをアシストできるこの武器は、後輩2人に受け継がれています。
戦略その②は「粘り強い守備」。県大会が6試合あった中で失点は1点のみ。相手チームに点を取らせないよう、守りの練習も余念がありません。
そして戦略その③は「PKで勝つ」。昨年度の県大会決勝戦や全国ベスト8を決めた試合でもPK戦で勝利しました。守備を固めてPKに持ち込んで勝つ!そのため、練習最後の疲れた状態でしっかりとPKの練習。その実力をエースストライカーの部員に見せてもらうと、左のゴールポストすれすれの神業ゴール! 野田は「あれより上手なPKなんて存在するの?」とビックリです。
憧れのサッカー部で勉強と両立させる部員たち
もちろん、キーパーも(PK)練習を重ねます。そこで、守護神・西田くんと、小学生時代にサッカーをかじっていたらしい野田とのPK対決! すると…、野田はボールに回転を利かせた技ありのゴール。西田くんは「うまかったですね。上級者でした」と言ってくれましたが、実はミスしたことがたまたま成功に繋がったビギナーズラックだったのでした。
計画を立てながら部活動と勉強の両立に取り組むこのサッカー部には「県内トップレベルのサッカーの強さと学力の高さに憧れて入った」「サッカーと勉強、両方揃うのは名古屋高校」と言う部員も多く、2時間もかけて通う部員も。
今年はさらに目標高く「全国大会の優勝」を目指しています。マヂラブの二人は「全部、自分は負けている気がする。勉強も運動も精神も!」「ちゃんと自分で考えて勉強する時間も確保しているしね」などと、部員たちの姿勢を称えました。
(CBCテレビ「チャント!」4月29日(月)放送より)